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【書評】世界一流エンジニアの思考法

こんにちは。やまてつです。

僕のnoteでは、自身の英語学習や自動化を中心につらつらと好きなことを書いています。

今日は最近読み終えた『世界一流エンジニアの思考法』の書評について書きました。

  • Microsoftのサービスを作り出すエンジニアが何を考えているのか?

  • 仕事の生産性を高めるにはどうすればいいか?

この2点が気になる方は、ぜひ読んでみてください。

著者:牛尾 剛さんとは?

著者の牛尾さんは、MicrosoftのAzureサービスを手掛けているソフトウェアエンジニアです。

本にも書いていますが、牛尾さんはADHDと診断されています。

ADHDとは、注意力の欠如や衝動的な行動が目立つ発達障害のひとつです。

そんな牛尾さんが、世界一流のエンジニアが集う組織でどのように仕事しているのか、またその仕事の考え方についてエンジニア視点で書いています。

牛尾さん自身もnoteでも発信しており、本書はそのnoteを編集したものになります。

もちろん、エンジニア以外にも参考になるし、かく言う自分もADHD気味なので、共感できたり当てはまったりする部分が多かったです。

総じて、今年読んだ本の中では今のところ一番の本ですね。

第6章を読んだ上のアクション

どの章も参考になる箇所が多いのですが、この記事では第6章を読んだ上で、僕が起こしたアクションを3つまとめました。

1.タスクを完了させるまで他のことはやらない

まずは、タスクを完了させるまでは他のことはやらないと決めました。

実は僕は結構タスク管理マニアなところがあり、TickTickやToodledoなど様々なタスク管理ツールを使ってきました。

しかし、ツール上ではタスクが完了したように見えても、なんだかモヤモヤしており理由がわからず悩んでいたんですね。

しかし、その理由を見事に払拭してくれたのが、以下の箇所です。

そこで意を決して、何かをしたら必ず完了まで一息にやるように意識した。コーヒーを飲み終わったら、カップを洗ってしまうまでやる。そんな類のささやかな積み重ねが、何事も最後まで完了してしまわないと気持ち悪いという感覚へとつながっていった。

この部分は非常に衝撃を受けました。

よくよく考えてみると、ツール上ではタスク終わらせていたとしても、実際にはタスクが終わってなかっただけの話なんです。

たとえば、「洗濯をする」というタスクには、以下のようなサブタスクがあります。

  1. 洗濯物を洗濯機にいれる

  2. 洗濯機を起動させる

  3. 洗濯物を干す

  4. 洗濯カゴを片付ける

今までの僕なら、3までやって完了にしていました。

しかし、実際には4は行っておらず、他人から見たら「洗濯終わってないじゃない!」と怒られていました。

つまり、僕はサブタスクの途中までしかやっていないか本当の意味でタスクの完了までが見えずにタスクに取り組んでいたのです。

この箇所は非常に衝撃を受けて、読んでからは常にサブタスクまで完了しているか?タスクが完了となるのはどの状態か?を徹底して考えるようになりました。

2.仕事で使う資料をいつでも取り出せるようにした

これも僕の中では、かなり衝撃を受けました。

もしかして自分はADHDだから整理ができなかったのではなく、整理ができていないからADHD症状が出ていたのではないか?」ということだった。

この話をキッカケに、僕はプライベートでは取り入れていたセカンドブレインの考えを仕事でも取り入れるようにしました。

セカンドブレインは別の記事で紹介しようと思いますが、ひとまずは資料の整理法のひとつだと思ってください。

しかし、会社はチームで仕事を行う以上、自分で勝手にフォルダー構成を変えることはできません。

その点でいえば、最近使っているboxはかなり優秀でした。

boxには「コレクション」という機能があり、元のフォルダ構成を変えることなく自分だけのフォルダ構成が作成できるんですね。

もちろん、boxがなければOnedriveやデスクトップなどに自分だけのフォルダ構成を作成し、ファイルのショートカットを作ればいいですからね。

今まではチームで決めたフォルダ構成の中でどこにファイルがあるかを覚えようとしていましたが、今後は自分が決めたフォルダ構成の中で資料がどこにあるのかを覚えようと決めました。

3.朝イチにHIITトレーニングを取り入れる

また、朝イチにHIITトレーニングを取り入れるようになりました。

毎日30分の身体への投資は、必ず行うことをおすすめしたい。元気があれば何だってできるのだから。今振り返ると、HIITは筋トレでかつ有酸素運動も兼ねているのでそれでも良い気がするが、リモートワークをしていると体力が極端に落ちやすいので、単純に「運動量」を増やすのも大切な要素のようだ。

実はウォーキングなど比較的簡単な宅トレはやってましたが、さすがにウォーキングだけでは不十分だと思っていました。

そこで、今は週2〜3でMarina TakewakiさんのHIITトレーニングを行っています。

正直、大変ですがトレーニング後は1日を通して頭が冴えている気がします。

もう少し強度の高い内容であればいいかもしれませんが、朝イチにご飯食べた後にやるならこれくらいが僕にとってはちょうどいいですね。

また、朝に運動を行うと基礎代謝があがるという話もあるので、ダイエットにもいいかもしれません(実際、少し太り気味なので笑)。

まとめ

以上、『世界一流エンジニアの思考法』についてレビューしました。

今回、紹介した内容以外にも非常にためになる話や考え方が満載です。

ぜひ、読んでみてください。

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