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MBA受験の振り返り(全体)

私のMBA受験の体験談をシェアしていくにあたり、まずは受験全体について書いていきます。ちなみに私のプロフィールはこちらに書いてます。

いわゆる純ドメで日々英語をまったく使わない状態からのスタートでした。また、各種スコアもトップ校合格には心許ないものであり、スコアメイクに苦労している皆様に少しでも希望を与えられる内容となっております。

出願校と進学先

落ちたところもシェアするのは恥ずかしいですが、出願校と結果は以下の通りです。社費派遣の要件として1年間のプログラムしか認められていなかったため、1年制プログラムだけを受験しております。ちなみに私の会社は提携校などがなく、「学費出してあげるから、自分で学校見つけて、自力で合格して」というスタイルです。

  • MIT Sloan Fellows:2nd ラウンドで合格→進学

  • Babson(1年制):1st ラウンドで合格

  • Stanford MSx:2ndラウンドにて書類通過後、interviewで不合格

  • Cambridge:2ndラウンドにて書類通過後、interviewを辞退

  • Imperial:2ndラウンドにて書類通過後、interviewを辞退

  • IE:2ndラウンドにて書類通過後、interviewにて不合格

不合格校についての言い訳としては、受験時の年齢が高すぎた(入学時点で37歳。interviewでも年齢について面接官からツッコミあり)、同じ会社からの別の社費派遣生がすでに合格していた、といったところがあるものの、単純に英語力が足りなかったんだろうなという感じです。

出願スコア

これまたネットの世界にはびこる輝かしいスコアとは程遠いですが、私の出願スコアは以下の通りです。IELTSのSが6.0であることと、GPAが2.75であることはいずれも誤植ではありません涙。

  • IELTS OA7.0 (R 8.0、L 7.5、S 6.0、W 6.5)

  • GMAT 660 (V31・Q48)

  • EA 156 (V10、Q15、IR11=GMAT換算690)

  • GPA 2.75

カウンセラーからは「IELTSは7.0でいいから、GMAT(or EA)のスコアを少しでもいいから上げなさい」と口酸っぱく言われてました。個人的にはIELTSが7.5無いことが非常に気持ち悪かったのですが、結果としてはカウンセラーの言う通りでした。CambridgeはOA7.5、バンドスコアで各7.0を必須と謳っているにもかかわらず、出願スコアのSが6.0の私でもinterviewに呼ばれました。interviewから落ちる人はほぼいないという噂なので、スコア揃わなくてもあきらめる必要は無いと思います(もしかしたら私が希少なinterviewで落ちる人間だった可能性もありますし、OA7.0での合格をお約束するものではないですが)。

エッセイカウンセラー

そんなに多くの選択肢から選んだわけではないですが、なんとなくいい人そうだという理由でJohn Coukeをメインカウンセラーとして起用。結果、素晴らしいサービスクオリティ&お人柄で、彼無しでは間違いなく合格できなかったと思います。めちゃくちゃお世話になりました。カウンセラー選びとJohnのすばらしさについては、後日書いていきます。
その他interview対策で、有名カウンセラーJessica Kingと、Johnの紹介でSteven Greenと、それぞれmoc interviewを実施。

出願スケジュール

1月下旬に社費派遣の選考通過の連絡を受け、そこから約1年間にわたり受験をしていました。ちなみに私の会社は情報統制が厳しく、社内選考に通過したことも口外してはいけなかったので、職場内でも直属の上司ぐらいしか受験勉強をしていることは知りませんでした。なので、上司からは精神面では多大なるサポートをいただいたものの、業務量の面ではそんなに考慮はされず笑、普通に仕事してました。そして大変ありがたいことに4月に役職が上がってマネジメントという未知の業務が加わり、さらには大規模プロジェクトがいくつか走っていたので、てんやわんやな毎日を過ごしていました。

全体スケジュール

そんな中、カウンセラーへの接触は5月頃にしました。が、早ければ早い方がいいと思います。現に、Jessicaはそのタイミングでもう定員オーバーで、メインカウンセラーとしては契約できないと断られました。詳しくはこちらで。

その後、IELTSのOA7.0が取れたのが7月で、学校のリサーチはAGOS夏祭りから開始。基本的には社内に各有名校の卒業生が一通り揃っていたので、出願校は最低でも1人、志望度が高い学校は複数の卒業生/現役生にOB訪問をしました。ちなみにIELTS対策はこちら。

そして、コロナ特例?でスコア提出が免除だったBabsonのみ1stラウンドで出願。12月に何とかGMATもEAもスコアが揃い、その他の学校に2ndで出願。IELTSのスコアアップを狙って受験を継続していたことと、GMATの結果が芳しくなくEAだけでなくGREにも手を出していたことから、12月はIELTS・GMAT・EA・GRE・essayをすべて同時並行でこなしていました。これは肉体的にも精神的にも相当キツかったです。理想的には早々にIELTSのスコアメイク→GMATのスコアメイク→essay完成→interview対策に専念、という風に一つ一つ着実にこなしていくんですが、現実はそうではなかったです、、、

もっとも遅かったStanford MSxのinterviewを3/17に実施し、3/31に結果発表で、ようやく1年以上にわたる受験プロセスが終了。

おわりに

とりとめのない感じになってしまいましたが、全体的な振り返りは以上の通りです。各パートの個別対策については、後日順番に書いていこうと思います。



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