映画『シン仮面ライダー』を観た
良かったところ
躍動感があるアクションシーン
シン・ゴジラとシン・ウルトラマンも迫力はあるものの、動きが鈍く感じられた。(それは巨大なので仕方ないが...)
一方、今作はアクションシーンが爽快だった❗️(多分にバイオレンスな表現も目立つので、苦手な方は注意)
特にライダーキックのシーンは、見逃せない見どころである。
予告映像でも感じる疾走感!
主人公の哀愁
映画「ちょっと思い出しただけ」でも思ったが、本作のような繊細で哀愁があるイケメン役は池松壮亮が筆頭であると思う。
令和の本郷猛は彼以外に考えられない。
ヒロインの浜辺美波
今回のヒロインは庵野作品の象徴的なキャラクターだったと思う。
外見や生い立ちは綾波レイ。本郷に指示を出す姿はミサトさん。強気な彼女が弱みを見せるツンデレはアスカのようである。
残念だったところ
長澤まさみの無駄遣い
最初は出ていたのに、すら気が付かなかった。
怪人役でありながら、ライダーに倒されることなく退場するという展開はあっけなかった。
終わった後、近くの中学生が「あれ、長澤まさみだったよな?」と話しているのを耳にし、思わずハッとした。
シン・ウルトラマンの時も感じたが、制作陣は長澤まさみに恨みでもあるのだろうか?
使い方が雑だったり、いやらしいかったり、可哀想に思える。
映画向きの作りではなかった
次々と怪人が出てきて、ライダーが出てきてと駆け足だった感が否めない。
仮面ライダーはそれぞれの怪人にフォーカスしてこそ、だと思う。映画では時間が足りなかったのではないか。
映画よりNetflixで観たかった。
その点、同じ仮面ライダー50周年記念作品の「仮面ライダーBLACK SUN」の方が良かった。
こちらはAmazonプライム・ビデオで全10話、配信中である。
長さがちょうど良い。
やはり仮面ライダーはテレビ向きなんだと改めて思った。
これはこれでオススメである。
感想
ストーリーは駆け足だが、キャラクターとアクションが最高に良かった。
僕はシンシリーズの中で1番好きだ。
続編が期待できる作りだったので、このまま続編ができてくれると嬉しい。
できたらNetflixで、そしてV3も登場してくれたらファンとしては有り難い。
あぁ、でもシン・ガンダムやシン・ナウシカも良いかもしれない。
ただ、これでは節操が無い気がする...。
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