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数年前、広〜い手つかずの山林を所有する事になってしまった山育ちの魔女。 何十年も人の…

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数年前、広〜い手つかずの山林を所有する事になってしまった山育ちの魔女。 何十年も人の手が入っていない山林は、南向きの山や北向きの山、泉の湧く湿地もあれば乾燥した平地もありさまざま。 四季折々、そこで見つけた珍しい植物や森の仲間をブログで紹介していこうと思います。

最近の記事

青紫蘇の活用

毎年こぼれ種から、沢山の青しそが育つ 夏の季節の終盤は青紫蘇が畑一面を覆ってしまう。これをただ捨てるのはもったいないので出来る限る様々な料理に使う。 青紫蘇のにんにく醤油漬け、青紫蘇の天ぷら、青紫蘇の葉の塩漬け、紫蘇まき味噌、紫蘇ジュース、乾燥しそふりかけ、最後は紫蘇の実の醤油漬け どれも作り方が簡単で長期保存や冷凍ができる。 特に欠かせないのが、紫蘇の葉の塩漬けと紫蘇まき味噌。これは冷凍して一年間は美味しく頂いている。 * 紫蘇の葉の塩漬け レシピ 材料 青紫蘇の葉 好

    • トチバニンジンとフシグロセンノウ

      林の中には、町では見かけない珍しい植物が生育している。 雨上がり、窓から林の方に目をやると、鬱蒼としている林内に一際目立って真っ赤な実と朱色の花が咲いている。 トチバニンジンとフシグロセンノウだ この季節、木漏れ日が良く当たる場所には山ギボウシやキンミズヒキが紫や金色の花をあちこちに沢山咲かせてくれる。 それとは対照的に、あまり日の当たらない林の奥。トチバニンジンやフシグロセンノウがひっそりと咲いているが、真っ赤な実や一目を惹く朱色の花はとても目立つ。 トチバニンジンは

      • オモトの小さな小さな新芽

        林の中で発芽を待っていたオモトの種に、ようやく小さな緑の新芽が出ていた! 発芽成功。 これから4.5年ゆっくり時間をかけて、あの輝くような真っ赤な実をつける。 ゆっくりゆっくり見ていこう。

        • 塩吹き梅干し

          土用干しをしていた梅干しにようやく塩が吹いてきた! 一見カビのように見えるが、塩が浮き出してきている。 梅に対して、14%の塩を加えた。塩の分量としては濃い方ではないが、それでもこんなに沢山塩を吹く。 これで腐らない梅干しが完成! 秋頃までには、しっとりしたまろやかな梅干しになっているはず。 副産物の梅酢も沢山出来た。

        青紫蘇の活用

          梅干し作り

          7月も土用に入り梅干しを干す時期になった。 毎年この時期になると、完熟した梅の分量に14%の塩を加えながら、少しづつ拾っては漬け拾っては漬けしておいたものを一気に天日干しにする。 日中、外で十分直射日光をあて、夕方室内に取り込む。これを梅にうっすらと塩がふいてくるまで数日間繰り返す。 暑いさなか、なかなか手間がかかる作業だが、これをやらないとあの甘くふわふわの梅干しにはならない。 同じように作っても、天気の状態で出来上がりが違う。今年は暑く晴れた日が続いているので、上手くいき

          梅仕事

          6月中頃から続いていた梅の販売と梅仕事がようやく一段落した。 消毒や農薬など一度も使った事がない古い梅の木に、毎年たわわに実る大粒の梅を今年は販売することにした。誰も収穫する事をしなくなった梅は、夏を迎える頃にはほとんどが木の根本に落ちて土に帰ってしまう。 大粒のとても立派な梅で、毎年樹上で完熟して落ちてきた梅を拾って梅干しを漬けていたが、とても拾いきれない。こんないい梅をそのまま腐らせてしまうのは勿体無いので、是非沢山の人に食べてもらいたい。 すぐに傷んでしまう為、一番早

          ウグイス神楽の真っ赤な実

          6月に入り、林の中のウグイス神楽の実がルビー色に輝き、美味しく実ったよ、もう食べごろだよ、、と私を誘う。 今年は綺麗な実を沢山つけている。 林を見廻りながら、立ち止まってその真っ赤な実を頂く。口の中でプチッとはじけ、甘くて美味しい!この感覚は他の果物ではなかなか味わえない。 ウグイス神楽の実が、こんなに美味しいという事を誰かに伝えたくなる。 実は、通常では販売されているのを見た事はないが、発送した場合、どれ位の期間、味や形が保たれるのか試してみることにした。 oppボードン

          ウグイス神楽の真っ赤な実