【感想】#恋です #ヤンキー君と白杖ガール 第4話の振り返り

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10月6日よりスタートしたドラマ #恋です #ヤンキー君と白杖ガール 。の感想日記です!
●公式サイト:恋です!ヤンキー君と白杖ガール
過去の感想は、下記からご覧ください。
【感想】#恋です #ヤンキー君と白杖ガール 第1話の振り返り
【感想】#恋です #ヤンキー君と白杖ガール 第2話の振り返り
【感想】#恋です #ヤンキー君と白杖ガール 第3話の振り返り

第4話は  #視覚障がい者 #弱視 のユキコさんがアルバイトする話しでした。
(第1話と今回はサンプルとして無料記事として公開です)

面接での話し、周りの方からどういう風に思われている、仕事のマニュアル覚えることと実際の現場ではうまくいかないこと、そして現場でどういう風なサポートやアドバイスをすれば一緒に働くことができるのか?などの気づきがたくさんありました。

なんせ、ぼく自身も某お弁当屋さんで、働いていたこともあって、現場の雰囲気ものすごく分かり、大変さがより伝わりました。
ただぼくの場合は、視覚障がい者と診断された直後でしたが、視野欠損がその時は50%ぐらいの診断。まだ自転車を乗って通学していたり、それこそ診断される直前までは部活でラグビーをして、とくに晴眼者の方を変わらずに日常を過ごしていて、まだ自分自身が視覚障がい者と思うことができていなくて、視覚障がい者と言わずに働いてました。
(今も心ではそこまで視覚障がい者とおもってないところがあります)

今でこそ思えることですが、周りの方が目が悪いと分からないからこその大変さもけっこうあったような気がします。
今みたいに目が悪いと知ってもらえていれば、それはそれで今回のドラマのユキコさんみたいにサポートしてもらえたこともあるんじゃないのかな?と今では思ったりもします。
こういった過去のアルバイトの話しなんかも今後、当時を振り返りながらnote書きたいと思います。

少し話しが脱線しましたがここから第4話の感想です。
第4話では、印象に残ったセリフが2つありました。
それは、ユキコさんの話しではなく、お父さんの「渡る世間に鬼はなし」と青野君の「見える人に合わせないと生きづらいからね」のセリフ。

「渡る世間に鬼はなし」ぼくが目が悪くなっていけばいくほど、実際に体感していることです。
特にマラソンに挑戦するようになってから鬼なんて人はいなくて「一緒に走ってくれる人達はみんな神様ばかり」なんです!!
利他のこころ をいつも一番近くで学ばせてもらってます。
それでぼくも、なにかできることはないかな?と思うようになりました。
そのひとつがSNSの発信です。もともとSNSの発信には興味なかったけど、伴走者の皆さんや街で声をかけてくれる方々の心に寄りそってもらえる出来事が多すぎて、ひとりでも多くの方にこのことを伝えたい!!そう思うようになって発信していくようになりました。
なにげないお父さんの言葉でしたが、心に刺さったセリフでした!

そして「見える人に合わせないと生きづらいからね」のセリフ。
視覚障がい者になってから、いろいろと大変なこと、苦労すること実際にたくさんあります。でもそれは、この世界がどうしても視覚障がい者目線でなく、障害ないことを前提に作られてしまっていることが多いから致し方こともあるとぼくも思ったりします。
障害があるとどうしても、ここがこうなっていればもっと楽にできるのになぁ、なんてことは山ほどあります。
例えば視覚障がい者であれ、ここに音声信号機があればいいのに、車いすの方であればここにエレベーターがあれば、こんなに遠回りせずに行けるのに。などなど、例を挙げればキリがないですね。
でもこれば、障がい者目線で見てしまっているから、そう思うことであって、実際はお金の予算の問題だったり、そうすれば解決できるけど、じゃあそのお金はどうするの?など、そういった目線を持つことも大事で、お互いがお互いの立場を理解していくことが大切だとぼくは思ってます。

自分の主張も大切だけど、ここはぼく自身がうまく対応することで解決できることであれば、その方法を見つけます。
愚痴を言っても解決できないなら、その解決方法を探す方がよっぽど楽しいです!
なにか障害があっても『なるほど、こうすれば解決できるのか!?』と、発見できた時は嬉しいし『見える人に合わせるのも楽しいな』と思えます

ほのほかにも『そうなんだよね~』と思うことがたくさんあったり、『そう、そう、こういうことをもっと知ってほしい』など、ありました。
なにげなくおでこをぶつけるシーンなんて、視覚障がい者としてはなにかにぶつかったりして、アザができたりちょっとしたケガをすることは日常茶飯事です。

そして「大丈夫?」って聞かれて、「大丈夫です」って会話するシーン。
ホントに、これは #視覚障がい者あるある なんですよね。

【なにをもって大丈夫なのか?】
その基準は人それぞれなんだと思うけど、ぼくは基本的に障害とか関係なく、みんな「大丈夫?」と聞かれたら「大丈夫」って、答えることが多いと思います。
ぼくの肌感覚としては、人はそんなに簡単に「できません」と答えたり、弱みを見せることはなかなかしなくて、20%ぐらい大丈夫と思ったら大丈夫と答えることが多い気がします。
なので、本人は大丈夫と思っていても周り方みたら、大丈夫じゃなさそうなことは多々あります。でもそれはそれで本人がチャレンジしたい気持ちでもあると思うから、そういったときはそっと見守ることが大切なんじゃないかと思います。
ぶつかったり、こけたり、痛い目にあって成長していくことも大事ですよね。
ぼくは、なにかにぶつかったときは
『ぶつかってもいいじゃないか、だって見えないだもの。。。』
そんな風に思ったりします(^^;)

そして、今回の第4話で一番よかったと思うことは、視覚障がい者であっても工夫したり周りの方々の理解があれば仕事はできるということです!
おそらく多くの方が視覚障がい者は仕事ができないと思われます。
たしかに業種や仕事内容によってはできないことはあります。ただそれは視覚障害あろうが、なかろうが、人それぞれスキルの問題もあります。
視覚障がい者でもビックリするぐらいスマホを使いこなす人もいるし、なにも障害のない晴眼者でも鼻から私は機械オンチだからといって、スマホをつかいこなせない人、そんな理由でガラケーのままの人もいます。
別に機械オンチが悪いとかでなく、それはそれでちゃんと自分のことを分かった上でのことなら問題なくて、そうなるとなにが自分にとって障害なのか?そこが重要。
けっきょくは、自分ができること、得意なこと、そういったことが見極めるチカラが大事なんですよね。
そして、障害者だからできないと思われるのでなく、こういったことはできます。こういったことはこういった理由でできません。と伝えて、ミスコミュニケーションをなくしていくことが大切だと思います。

ぼくが発信する理由とかぶるところありますが、そのためにも視覚障がい者側も受け身の体制だけでなく、できる人は積極的に発していく姿勢も大切だと思ったりします。

まだまだ書きたいことはありますが、今回はここまで。
時間があるときにいろいろとnote書いていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!

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今後、このマガジンで書きたいなと思っていることです。
・ぼくが白杖を持てるようになったキッカケ
・視覚障がい者と診断されたときの気持ちなど
・マラソンやパラリンピックを目指すようになったキッカケ
・バイトや仕事の話し
・目が見えにくくなってから、気づけるようになったこと
・目が見えにくくなって、よかったこと、大変なこと
・みんなの優しさ(利他)について
・目が見えなくなると告知された時の気持ち
・最新の視覚障がい者をサポートするアプリや実証実験中のニュースまとめ
などなど、随時書いていきたいと思ってます。
なにかリクエストあればお待ちしていますので、どうかフォローのサポートをよろしくお願いします

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パラアスートだけなく、鍼灸マッサージやファスティングマイスター、健康美容食育士などの資格を持って活動しています。 健康が全てではないが、健康でなければ全てを失う。 健康をサポートする仕事に興味ある方はご連絡下さい。

視覚障害者(弱視)当事者です。 福岡県福岡市を拠点にブラインドランナーとして活動している山下慎治です。 日常の暮らしのなかで気づいたこと、…

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