障害者が望んでいること
今日は最近、NHKで放送されていたインクルーシブ教育の番組を見て思ったこと話しです。
それは
『選択肢をふやすことが大切』
ということ。
視覚障害にかかわらず障害があると、どうしでも選択肢が少なくなります。
日常的なところでは、移動。
車が使える、使えない。
階段が使える、使えない、
エレベーターある、ない。
仕事選びにしてもなんにしてもそう。
障害があるといろんな場面でそれぞれ制限されることがたくさんあります。
それに障害者だけの問題だけでなくジェンダー問題もそう。
ランドセルの色の問題で男の子が黒、女の子が赤など好きな色を選べないことで嫌な思いをしている人達もいる。
障害そのものの問題もあるけれど、それ以上に実際にその立場になってみないと分からない不便なことだったり、分かってもらえない気持ちの方が障害なんだと感じることが多い。
今回、テレビを見ていてあらためて自分は周りの方々のおかげで、障害のことで悩むことなく過ごせているんだと気づかされました。
特にマラソン競技の練習。
一緒に走ってくる伴走者の方達のおかげでいろんな練習ができます。
例えば今日、40km走ろうと思っても伴走してくれる方がいないと走れない。
でも、ひとりで40km走るのは無理だけど、20kmなら伴走できる。10kmなら伴走できる。
など多くの方からのサポートがあれば、40km走れます。
ひとりしか伴走者がいないとその方の走力だったり、その日の体調だったり、突然の用事で走れなくなったりと選択肢がなくなってしまいます。
なので、やっぱり選択肢が多いことはとても大事なんです。
それと同時に僕が走ること自体はそんなにスゴイことでなく当たり前のことで、一緒に走ってくれる方達のことをもっと知ってほしいです。
少し自分事で話しが脱線しましたが、テレビ番組をみてやっぱり、いろいろと共感できることあります。
それに
『そうそう、こういったことを知ってもらえたら嬉しい』
と思えるようなことがたくさんあります。
おそらく、こういった福祉的なテレビ番組は当事者だったり、障がい者にかかわる人達しか見ないと思う。
だから、少しでももっと多くの人に伝わるような発信をしていきたいとも思った今日の振り返りでした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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視覚障害者の悩み解決と夢を叶えるための学び日記。
視覚障害者(弱視)当事者です。 福岡県福岡市を拠点にブラインドランナーとして活動している山下慎治です。 日常の暮らしのなかで気づいたこと、…
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