能登半島地震に想いを寄せる短編集「新潟SFアンソロジー2024」に小説を寄稿しました【宣伝です】
1年半ぶりに小説を書きました!前回は小説創作ハッカソンイベント「阿賀北ノベルジャム2022」のときに書いた、中高生向けの青春小説でしたが……
今回は働く大人向けの出張小説です!
短編「島、香るとき」について
主人公はフィクションの人物ですが、私がこれまでご一緒してきた粟島のツアーや、新卒で働いた食品の会社のことを思い出しながら書きました。読んでもらえたらうれしいです!
今回は「新潟SFアンソロジー2024」という短編集に寄稿させてもらいましたので、ぜひこの短編集をお買い求めいただけたらと!
なお売上の一部が能登半島地震の義援金となります。小説を読んで、能登にエールを送りませんか?
「新潟SFアンソロジー」とは新潟に想いを寄せる作家による小説・短編集
2023年にスタートした、新潟に想いを寄せて書かれた短編小説を集めた作品集です。県内各地やオンラインで販売されて注目を集めた他、新潟日報社をはじめ地域のメディアにも取り上げられました。
なおこの短編集でSFは広義でとらえられており、科学的要素に限らず、ファンタジーやミステリーを含む「少し不思議な印象の作品」が寄せられています。
「新潟SFアンソロジー2024」は能登へのエールを込めた作品集
主催者のひとりである小林猫太さんの提案により、能登へのエールを込めることになりました。背景として、猫太さん自身が、かつて中越沖地震で被害を受けた土地に住んでいることがあります。
そうした経緯があり、テーマは「自然との関わり」となりました。
震災そのものに限らず、自然を広い意味で捉えており、作品のトーンもさまざまです。しかし「新潟から北陸を応援したい」思いから生まれた作品集であることに違いはありません。
【収載作品】(掲載順・敬称略)
『お福さんのアルハラ』藤沢チヒロ
『ゆきのよるのこと』王木亡一朗
『ケサラン・パサラン』 萬歳淳一
『雪解け』大江信
『春の亡骸』渋皮ヨロイ
『島、香るとき』ヤマシタナツミ
『望郷のル レクチエ』Yohクモハ
『イキモノのイレモノ』アラカタアラタ
『雷渡り』茶山日縁
『龍を継ぐ』設楽みいろ
『吹雪の故郷』ワタナベマサコ
『親知らず子知らず』エンプティ・オーブン
『新潟南陸軍秘匿飛行場』鞍馬昊
『203X年の草野球』小林猫太
『オオカミをスクラップ』 ヤマダマコト
また、小林猫太さんによる「私たちはここにいます」と題するまえがきも収載されています。その文からどんな経緯で2024短編集が作られたかを知ることができますよ。
販売について
今のところ、販売予定があるのは2024年6月9日11:00〜15:00開催の新潟コミティアです。
A-08a 「猫と土偶」文庫のブースにて販売されますので、ぜひ会場の朱鷺メッセに足を運んでみてください!
新潟コミティア終了後にオンラインでの販売予定があります。販売開始しましたらご案内していきます。たくさんの方に読んでいただけたらうれしいです!
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