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不安障害の社員さんに残された選択肢は、、、

うちには不安障害で会社を1年以上休んでいる
社員さんがいます。
こればっかりは基本、誰にも理解されません。
普段は何気なくやる気のないように過ごしてる
ようにしか見えなかったり、
普通に笑顔でいれたり、不安を感じない時は、
本当に普通の状態だからです。

なので、僕自身が同じような悩みを、以前に
持ってたから彼を守ろうとするけれど、
普通に考えたら、単なるサボってる人にしか
見えないかもしれません。

心療内科に通いながら、薬を飲む日々、、
気持ちの浮き沈みが激しく、
普通に笑えてるときがあるかと思えば、
急に現実から逃げたくなったりします。

さすがに、一向に変わってこない本人を見兼ねて、
他の社員からは、もうあまり理解されないように
なってきています。
でもこれは、誰も悪くないんです。
理解しようとしてできるもんでもなく、
ただただ、自分自身としっかりと向き合って、
治癒していくしかないのです。

そこで考えた選択肢はついに1択になりました。
それは、太陽の下で汗をかくこと、、
そうです。農業のお手伝いです。

ここでリハビリをしながら、
ずっと彼の帰りを待つという選択肢を決めました。
後は、彼自身が覚悟を持って、全てを捨てて、
淡路島へいけるか、、それだけです。

赴任先の畑にはもうお願いしてあります。
あとは、彼自身が「やります!」という
メッセージをぼくに送ってくれたら、
それで、住居を探して、いきたい時にいって
太陽の下でただただ草刈りから、
やってもらおうと思ってます。

慣れてきたら、、日数も増やしていって、
それにも慣れてきたら、宿泊施設の見回りとか、
秋にオープン予定のBBQ施設でも
働いてほしいなーと考えております。

弊社は基本、永年雇用を目指しています。
どんな状況下においても、感謝の気持ちと
働きたい気持ちを持っていたら、
ずっと一緒にいてほしいなと考えています。

なので、今回も選択肢を何個か与えた中で、
最後の最後に残った選択肢が、淡路島農業です。

あとは、彼自身の覚悟です。
生まれ変わるなら今しかない。
しんどい病気なのは、俺が一番よく知っている。
大丈夫、君はひとりじゃない。
共に、頑張ろー。

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