人はそんなに強くないから、、、

指導者、、、スポーツ競技の指導者、、
たとえば高校サッカーの指導とか、、、
高校野球の指導者とか、、、
この人達の使命、責任って悲しいかな、
思うように方向づけられていない気がします。
本人にいくら素晴らしい理念があったとしても、
なかなか思う通りにはさせてもらえない現実が
存在してるような気がします。

一番は、預かっている生徒の人生まで
考えて教育されているか、、、

残念ながらそのほとんどは、
その学校の広告塔として、強いチームを作り
学校を有名にすること。
その重圧に応えることを第一とし、
指導者本人の人生を考えることに必死になってる。
でも、今の社会形成ではそうなってしまうよねー
っていうことも分かります。

明日、解雇されることも可能性としてあり、
それはすなわち指導者自身の生活が
脅かされるということになります。

そんな現状を十分に理解したうえで、
どうしても納得できないことがあります。

●指導の仕方が化石化し、自分がやらされてきたことを
　やらせてないか？
●指導者だけでなく、その学校の教師という立場を
　忘れてないか？
●その競技から離れたときの事まで考えて、
　生徒達と接しているか。
●未だに怖い一面を見せ続けて、罰走やペナルティなど、
　知らないうちに押さえつけていないか。
●何か決断を下したときに、しっかりと理由を伝えて、
　その生徒達をフォローしているか。
●全員が全員、逆境を与えると自ら跳ね返して戻ってくると
　信じてないか？

人は全員違います。個性があり、その一言で
傷つく人もいれば、何も感じない人もいます。
そんな当たり前のことを分かってないで、
昔の軍隊のような教えを未だに教えようとする、、
そんな指導者が存在したり、、、

そんな教えが必要な時もあるでしょう。
厳しさは必要やと思います。
でもね、まずは一度、勉強しましょう。
昔ながらの教えを今も伝え続けて、
もしもうまくいくなら、、、、、
それはそれでいいですが、、、

何かあった時、決断を下す時は、
その本人に結果だけを言うのではなく、
説明、理由を話してあげてほしい。
で、ダメなところを明確に、
そして、どこをどうすれば、また光が
当たるのか、教えてあげてほしい。
ただそれだけでいいと思います。

人を喜ばすことも重要ですが、
断腸の思いで人を傷付けてしまうことは
もっと大切です。なので、心のケアだけは、
どうかしてあげてくれませんか、、

人はそんなに強くないから、、、