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Baird Brewing(ベアードブルーイング)の「Brewers Nightmare Rye IPA(ブルワーの悪夢 ライIPA)」

【2023/6/17】
香りは柑橘系のフルーティーさと麦芽の甘い感じが伝わってくる。
味わいは香り同様、柑橘系のフルーティーさがありつつ、コクが感じられると共に、キリッとしたスパイシーさがある。
これがライ麦芽由来なのかな。
これ好きだなあ。

【満足度】★★★★★★★★★☆ 9/10点

【ビール名】Brewers Nightmare Rye IPA(ブルワーの悪夢 ライIPA)
【スタイル】IPA
【ブルワリー】Baird Brewing(ベアードブルーイング)@bairdbrewing
【アルコール度数】7.0%
【IBU】75
【原材料】麦芽(イギリス製造)、大麦、ホップ、糖類、酵母
【国・地域】SHIZUOKA, JAPAN

《ホームページから引用》

スパイシーなライ麦芽の風味とフルーティなホップの個性が絶妙なコンビネーション。これはIPA好きにはたまらない逸品!

【スペック】
アルコール度数 7.0%
初期比重 15.0
最終比重 2.5
苦み (IBU) 75
色 (SRM) 7.0

【ラベルは語る】
このラベルは、ビール醸造の工程では大変重要なロイタリングの最中を描いたもの。ライIPAの麦汁(ワート)が、ロイタータンクからワートタンクへ移動するのを、ベアードのブルワーが集中して、ストレスを感じながらも、見極めている場面だ。ライ麦芽を使用したビール造りは、ロイターに非常に時間がかかり、しかもマッシュが詰まったりすることなど日常茶飯事。ラベルに書かれている漢字は、まさにナイトメア、悪夢の二文字。

【ブライアンのコメント】
「ライはグルテンの含有量が多いため、ビール造りにおいては非常に扱いにくい原材料。そのため大量のライを使うと、マッシュ時のロイターに非常に時間がかかり(しかもよく詰まる)、ストレスのたまる長い悪夢のような1日になってしまう。それでも、終わりよければ全て良し、仕上がったビールが最高の出来だと、ブルワーは大満足なのである。」

【原材料】
水 クリーンな軟水 ( 地域の源泉水 )
麦芽 フロアモルテッドピルスナー、ライ、ミュンヘン
非麦芽 ローストバーレィ
糖類 国産氷砂糖
ホップ 生ホップ ( ペレット、抽出物は不使用 )- 各種
酵母 ハウス酵母 ( スコティッシュ・エール )

【ブライアンの醸造ノート】
私達はビールの中のライ麦芽のフレーバーが大好きだ。スパイシーでペッパーのような独特な個性は、特にピリッとした苦みや突き刺さるようなアロマティックな風味のホップと組み合わせると最高だ。問題は、ライ麦芽を大量に使用すると(ブルワーの悪夢は原料の 25-30%がライ!)、マッシュ時にガムのように粘るため、ロイターに時間がかかり、非常に扱いにくいということだ。通常の仕込みでは約 90 分で終わるロイターが、今年のブルワーの悪夢では、丁寧に行った結果、178 分もかかってしまった!ブルワーの汗と涙と努力の結晶を、どうぞお楽しみください!

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