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若手のうちに売れた芸人には「長く売れていない」という経験がない

どうも、センサールマンの山﨑仕事人(もうすぐ38歳)です。

「若いうちにやった方がいい!」とか「若いうちに経験した方がいい!」というのは超絶ド正論で僕もそう思います。
しかしながら10代20代の頃にサボりまくってきて既に若いとは言えない僕にとってこの言葉を真正面から受け止めてしまうと「今からやってもムダなのか・・・もう取り返しがつかない・・・」でゲームオーバーです。

これは良くありません。

どうにかこの言葉を否定してあげないと、今後がんばる気力がなくなってしまいます。
どうにか今の自分を正当化してあげないと、うずくまったまま一歩も動けなくなってしまいます。
どうにか「おっさんからやってもいい!」と言ってあげないと、心臓の締めつけが止まらなくなってしまいます。

というわけで、この記事はアラフォーのおっさんが自己防衛のためにお送りする【頑張れ山﨑仕事人】の回です(笑)

ひとつ思うのが、“やっていない”というのもひとつの経験じゃない?ということです。
より多くの経験だけが経験という考え方ではなく、やっていない経験も経験だと考えればどちらの立場も対等ではないでしょうか。

例えば40歳まで引きこもりで一度も働いたことがない人は社会に出る経験が遅いです。
しかしこの人には『40歳まで引きこもりで一度も働いたことがない』という経験があり、若いうちからバリバリ働いていた人には長く無職でいた経験がありません。
それによる身内の態度の変化を知らないし、40歳になってから社会に出る恐ろしさを味わうことはないわけです。

例えば40歳まで童貞だった人はセックスの経験が遅いです。
しかしこの人には『40歳まで童貞だった』という経験があり、若いうちに童貞を捨てた人には長く童貞を過ごした経験がありません。
「セックスってどんな感じなんだろ?」「女の人の体はどうなってるんだろ?」なんて考えながら悶々と過ごした妄想力は鍛えられないし、30歳で童貞を捨てた時の感情は分からないわけです。。

例えば40歳まで貧乏だった人は大金を使うという経験が遅いです。
しかしこの人には『40歳まで貧乏だった』という経験があり、お金持ちの家に生まれて何でも買えた人にはお金で困った経験がありません。
クラスの皆が持ってるのに自分だけ持っていないくやしさを知らないし、現金10万円を持ち歩く時に周囲の人が全員泥棒に見えて疑心暗鬼になる恐ろしさは味わえないわけです。

これらの経験が役に立つのかどうかは一旦置いておいて、少なくともそうでなかった人はしていない経験だという事実は間違いありません。
つまり、誰もが経験自体はしてるんです。
積み重ねてきた経験はあるわけですから、あとはその経験をどう活かすのかじゃないでしょうか。
なんと言いますか、そういう人の中からしか生まれない発想みたいなものってきっとあると思うんですよ。

もちろんやりたいことに対して経験の内容による有利・不利はあるでしょう。
でも、『不利』なだけであって『無理』ではありません。
だから、おっさんだからって今からやらない理由はないし、やってムダなんてことはないはずです。

よし!!
頑張ります!!

・・・っていう屁理屈でどうでしょうか?笑

まぁこの屁理屈はあくまで今から頑張るために自分を納得させる理論武装であって、現段階ではただの自己催眠でしかありません。
論点をズラしている自覚もありますがこれから頑張るためなので許してください(笑)。
いつか悩めるアラフォーに自身の成功体験を持って「おっさんからやってみるのもええで!」と胸を張って言ってあげられるおじいさんになりたいものですね。

※以下、有料記事は「若いうちに頑張らなかったので・・・」です。

##スキs

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