カメラを知ろうとするほどカメラのレビューができなくなってしまった
こんにちは。山写(@Photograph_mt)です。
登山と写真で仕事をしている人。の中の人です。
私は写真を売って生計を立てています。
ちょっと前に中国の方がゼンバイサイズの写真が2つ買ってくれました。嬉しいです。いきなりステーキ行きました。ウッヒョー。
そんな仕事なので、いわゆる皆さんの知る日本の写真家さんとは少し違います。その文化の違いに数年間悩まされきました。
帰国当初は写真の業界に一切興味がなく山に登っているだけで、そのために必要なコミュニケーションは登山用品メーカーやメディアと取るだけでした。
なのですけどやっぱり写真を撮る立場からか、色々なところで話が繋がり最近では写真の業界側でお仕事をすることもあります。
たとえば銀一でやった山岳写真のセミナーなどはその1つです。
そんなこんなで写真の市場を垣間見ることが増えました。それで感じるのはやっぱり市場の縮小です。
私も写真家の端くれなので写真の魅力を伝えるためにできることはやりたいと思っています。その中でよく出る話がレビューというお仕事です。
海外の山での撮影経験であったり、色彩からのアプローチであったりとトリッキーなスキルセットであるせいか、最近はカメラメーカーの中でカメラを作っている開発者たちと意見交換することも少なくありません。
私自身、研究が仕事の1つということもあり、「こういう機能があるともっと山で撮りやすい」というような製品開発側へのフィードバックは得意分野です。そういったレビューは大歓迎なんです。
問題はそちらではないんです。
現在進行系の悩み、それはこれからカメラを買おうとしている人へカメラの魅力を発信することが絶望的に下手くそであることです…
色々挑戦してみたのですが、どうしてもそれができないという悩みを皆さんと考えてみたいというお話です。
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