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2021年2月の記事一覧

組織の構成と性質から見る身体と解剖学①

今回は解剖学の話。僕のような医療従事者だけでなくてもスポーツや運動をしている方も知っておくと何かと便利だと思います。 解剖学(解剖生理学)って難しそうに思われますが意外とそうでもなく、イメージさえできれば構造はシンプルなのでわかりやすいです。 一回知っておけば人間の構造が変わらない限り(例:腕が3本になる、4足歩行が主とした移動手段)普遍的に使える知識なので便利です。 走り書きのような感じになるのでわかりづらい場合は当院に来てください(突然の宣伝広告)。 まず、筋肉のイ

利己的に生きるより利他的に生きる方が楽だし豊か

自分の利益だけを求めて生きることはとても大変なことだとわかりました。適度な欲はやる気を上げますし、能動的になるには良いものです。ただ、その欲だけを求め続けるとまあ大変。人間の欲は際限が無いもので常に上に上に、もっともっと、となっていく。 どれだけ他者から幸せそう、豊かそうに見られていても当の本人がそう思っていないと常に満ち足りない気分で落ち着かないし、場合によっては他者から奪う行為に手を出してしまうことも(それによって命を落としたりや人生を棒に振ることも) それに比べると

それはチョコケーキなのかスルメなのか。

よくわからないタイトルですが、言いたいのは「それはすぐ効果のあるものなのかじわじわと効果が出るものなのか?」ということ。 例えば僕の生業でもあるマッサージ、整体。60分のマッサージを受けるとその直後に身体が軽い感じが出ますよね。効果がすぐにわかるもの。これがチョコケーキ。すぐに「美味しい!!」とわかりやすいもの。 反対がランニングやヨガあたり。やってみて確かに直後は気持ち良さはあります。しかし、実際全く運動していなかった方だと走ってて脇腹が痛くなったり、ももの裏がつりそう

きっかけがあれば動くことができる

常々思うことですが、人間きっかけがないと動かないし、動けない。精神的な要因によって左右される部分がかなり大きいと感じる。 今朝も天気がとても良く気温も上がってきている(早朝は−1℃でしたが)ので早起きした方が調子が良い。それは頭ではわかっている。 昨晩、翌朝ジョギングに行こうと妻に誘われていたもののどうも気分が乗らず返事をうやむやにして寝ました。今朝6時の段階では目覚めが悪く、妻が起きて準備している中布団の中でゴロゴロ。うーむ行くべきかどうすべきか。 妻から誘ってくることは

何もない、を経験してみると良い

結論から言うと『モノも情報も多くなり過ぎているので適度に減らした方が健康的にも良いし、反対に豊かさは増す』です。 一度、最低限のモノで生活してみると案外なんとかなります。 一昨年、1年と少しワーキングホリデーのビザを利用してカナダBC州バンクーバーに滞在していました。その時、最低限の荷物で入国。しかも誰も知り合いがいないのでモノや情報や人間関係が希薄な状態でのスタート。何もない、に近い感じです(ホントのゼロではない)。 生活に使う家財道具や食器などもない状態から始めてみる

「敷居が高い」のも悪くない

「敷居が高い」という言葉をネガティブなイメージで使うことが多い気がする。 敷居が高いことで新参者が入りづらく、その団体・活動などの新陳代謝が起きないと思われているのが理由の一つかと。 しかし、敷居が高いのは悪いことばかりではない。あえて高く設定することでその団体や活動の質を下げないようにすることができる。 例えば演劇についても観劇料がそれなりに高いと確かに誰でも観ることができない。どれだけその劇団が大好きでも金銭的理由で観れないこともザラにある。こうゆう場合は何とかしてその

行動範囲を内側にも広げる。体性感覚。

五感から得る情報のうち視覚によるものが80%ほどを占めているそう。 その為、視覚に訴えることが一番手っ取り早いし効果的。しかし、残りの20%を如何にして刺激するかがポイントだと思います。 この80/20のバランスは「パレートの法則」でも言われてますね。 例:100人企業の内トップ20人が総売上の80%叩き出して残り80人が総売上の20%しか出せない。 五感や人間もこれに当てはまると推測すると視覚はわかりやすい分、心の奥底まで響かないのでは無いか?商売でいうと購買意欲向上

家のことを差し置いてまで熱狂的ではない

これまで週一開催していた「高尾を走ろう」という高尾山域でのグループトレイルランですが、2/17(水)はお休みします。 理由は妻の検査の付き添い。家庭の事情ってやつです。 価値観は人によるところが多いのですが、家のことを差し置いてまで走りに行く、山へ行くほど熱狂的ではないです。なんなら先日自転車を手に入れたのでそっちのがお熱です。 強めの語調で書くと「たかだかトレランごときが家族以上に大切になることなんてねーよ」です。よく山屋さんにありがちなのが家庭を差し置いてまで山に登る方

どこを伸ばすと楽しいかはその人次第。熱中すること。

最近新しい自転車を買いました。(嬉しい) 嬉しすぎて早速家から往復40kmほどのサイクリングに行ってきました。 行きの途中までは天気が良いのも相まってすごく快適。 しかし、目的地手前残り3kmは上り坂。汗だくで頑張ってみましたがあえなく足を地面に置いてしまいました。その後自転車を押しながら進んだり少し乗ったりとを繰り返して無事目的地到着。 いつもトレイルランニングをしていてそれなりに体力や筋力があると勘違いしていましたがそんなプライドはボロボロにされてしまいました。 です

熱意があれば伝わる。逆も然り。

根性論は好きではないですが「気持ち」があることは大事。 特に開業して一年未満。まだまだ世間的に青二才とも言える人間が細々とやっているような状態なのでかっこいいことばかり言っていられません。 売れるもの・できることといえば、これまで培ってきた知識・技術・経験、そして行動力と目標。社会的信用なんてありませんからクレジットカードの審査に何度落ちたことか・・・ 正直、整体のお店なんて山のようにあるわけで同じことをやるならわざわざ僕がやる必要はないです。他の方がやっているので。 しか

組織の構成と性質から見る身体と解剖学②

昨日の続きのような内容です。昨日の記事はこちら(有料です) 被っている点もあるかも知れませんがご了承ください。 昨日の内容をざっくり言うと「とりあえず身体を動かすことが最初!精神的なものも内科系疾患もまず動いて考えよう!」です。 筋肉は動かさないと癒着(筋肉の伸びが悪くなる)、コリ(繊維が離れずにこぶみたいになる)が起こり、血液が流れなくなる。 その結果痛みも起きるし、求心性神経からのフィードバックで内臓への負担も増える。 もちろん脳への悪影響もありますね。慢性的な痛み

敢えて非効率なことをする豊かさ

最近、主な生業である身体(運動器)についてよりも精神的なことを書くことが多い。(「豊かさ」なんて何度も出てくる) それくらい心身の健康には運動器以外の影響が大きいと言うことです。これは間違いない。しかし、運動器への介入が一番わかりやすい(筋トレして身体がデカくなったらわかるよね。)あと、体重体脂肪も数値で出るから目安が立てやすい。 なので生活の豊かさを求める第一段階(スタート)で運動をオススメしている次第です。誰でもできるしさほど費用もかかりませんから。費用対効果がめちゃく

オーソモレキュラー療法(栄養療法)検査編

先日、オーソモレキュラー療法(栄養療法)を受けるために血液検査と尿検査をしてきました。 そもそも『オーソモレキュラー療法とは?』 栄養療法(オーソモレキュラー療法) 栄養療法は「分子整合栄養医学」に基づいた療法です。 海外ではオーソモレキュラー療法(orthomolecular medicine)と呼ばれ、1960年代からうつ病、パニック障害、発達障害からがんの治療まで海外で広く実践されています。投薬治療が中心のうつ病や統合失調症などに多くの実績があり、発達障害にも応用さ

なにが必要か一度考えてみよう。

「働く」ということを考えてみると、労働をしてその対価として金銭を頂く。というイメージが大半で一番シンプルな形だと思います。 もちろん、書籍の印税収入や企業の役員報酬など金銭を得る方法は多様です。 今回の「働く」に関しては先に述べた 「労働をする=賃金を得る」 というシンプルな労働体系のことだと思ってください。 この形の働き方は言ってしまえば、自分の時間を切り売りしてその対価として報酬を得るのと同義です。 アルバイトでよくあるような「時給〇〇円」を正社員の場合「月収〇〇円