やまママ

愛犬が16歳6か月で旅立ちました。ボストンテリアで名前は山さん。天寿を全うしたといえる…

やまママ

愛犬が16歳6か月で旅立ちました。ボストンテリアで名前は山さん。天寿を全うしたといえるかもしれないけど、あの時ああしてれば…と後悔も一杯。でも、16年一緒に暮らせたのは、正解だった選択もあったのか。だから、これはよかった?と思えることを書き残そうかと。どなたかのお役に立てば幸い♡

最近の記事

#20 犬の寿命のこと

最近、ネットニュースなどで芸能人の「愛犬が16歳〇〇か月で虹の橋に」という記事を立て続けに目にしました。 16歳を超えて長生きする犬が増えているんだなぁと実感します。 でも、それは犬種によっても差があり、うちの山さんのような短頭種と呼ばれる鼻ぺちゃ系の犬種は一般的にあまり寿命が長くないとされていました。 でも、その傾向もだいぶ変わってきているし、個体差が大きいものです。 私は以前、ライターとしてフレンチブルドッグを飼っている飼い主さんのための雑誌『BUHI』の取材執筆

    • #19 お骨はみんなどうしてるのかな?

      家から徒歩15分くらいの所に、火葬炉と納骨施設を完備したペット霊園があります。 カフェや中華料理店、古本屋さんなどが並ぶ商店街の真ん中にあるんです。駅からも近く、商店街の中にあるということから、お買い物帰りに気軽にお参りに行く方も多いそうです。 ご近所に住む友達のワンちゃんが亡くなった時にそこで火葬して、「感じ良かった」と聞いていたので、うちもそこでお願いしようとなんとなく思っていました。 いざそういうことになってHPを見てみると、火葬方法は3種類ありました。 遺体と共

      • #18 看取りの心構えと言ってもなかなか難しいけれど

        まだ山さんが生きている時、でもだいぶしんどそうな時、「犬の看取り」について書かれた本が目に入っても手に取って読むのを避けていました。 『愛犬との幸せなさいごのために』 こちらは、6頭の愛犬を看取った著者が、お別れのときに後悔しない知識と心構えを綴った1冊。 この本の作者の俵森朋子さんのレシピ本『7歳からの老犬ごはんの教科書』を愛読していたので、この本の存在も知っていて、でもなんか読めなくて、山さんが旅立った後に買って読みました。 「あの時の対応は正しかったのかな?」と答え

        • #17 高齢犬介護は経験者の知恵と便利グッズの助けを借りて

          気持ちの整理のために愛犬・山さんとの日々を振り返ろうと書き始めたこのnote。 最初から#20くらいまでと考えていましたが、完結しないまま、7月末から5か月も放置してしまいました~! 8月から仕事が忙しくなってしまって、 ここに向き合う気持ちの余裕がなかった、というのが一番の理由だけど、 完結したくない…という気持ちもあったのかも。 年が明けたら、1月5日に命日を迎えます。 年内の仕事もひと段落したので、今年中には書き終えようかなと、また向き合うことにしました。 昨年の

        #20 犬の寿命のこと

          #16 犬も高齢化でサプリメント市場がどんどん拡大している

          今回は、サプリメントのこと。 我が家の愛犬・山さんが動物病院のすすめでサプリメントを本格的に摂り始めたのは、15歳を過ぎてから。 だから、それまではペットのサプリメント市場がこんなにすごいとは知らずにいました。 最初にすすめられたのは、関節炎対策のこちら。 「プロモーション420」。 そして、それとほぼ同時にすすめられたのが、こちら。 「アンチノール」。 この2つは以前、関節炎についての記事でも書かせてもらったので、詳細は省略。 関節炎に関しては、炎症を起こしたら消炎

          #16 犬も高齢化でサプリメント市場がどんどん拡大している

          #15 食欲が落ちた高齢犬のご飯。食べてくれるものをあれこれ試す日々

          今回は手作りご飯のことを。 我が家の愛犬・山さんのご飯はドッグフードで、たまにトッピングをするというのが基本でした。 でも、前々回の腎臓の療法食の記事で少し書いたように、高齢になってドッグフードを残してしまうようになってから、どうにか食べてもらうためにあれこれ試しつつ、手作りご飯にしていた時期がありました。 参考にしていたのは、この本。 鎌倉にある、愛犬にやさしいケア用品やフードなどを扱う『pas a pas』の店主・俵森朋子さんが、ご自身の老犬ケアの経験をもとに、老犬の

          #15 食欲が落ちた高齢犬のご飯。食べてくれるものをあれこれ試す日々

          #14 腎臓ケアの皮下点滴。自宅でできれば、犬も飼い主もストレス軽減

          前回に続き、高齢犬の腎臓ケアの話です。 我が家の愛犬・山さん。16歳になる少し前から血液検査で腎機能の数値が基準値をはずれるようになり、2021年2月頃から腎臓ケア用の療法食に切り替え。 それでも少しずつ数値は悪くなっていき、2021年9月末から慢性腎臓病による脱水に対処するために皮下点滴を始めることになりました。 16歳3か月の時でした。 犬の点滴方法には、静脈点滴と皮下点滴があります。 静脈点滴は、静脈に点滴の針をさして、そこから液を投与する方法。 ゆっくり時間を

          #14 腎臓ケアの皮下点滴。自宅でできれば、犬も飼い主もストレス軽減

          #13 高齢犬の腎臓ケア。「療法食」が身体に合わないこともある

          6月22日は我が家の愛犬・山さんの誕生日。 生きていたら、17歳の日でした! 我が家では年に1回、だいたいフィラリアの検査をする5月頃に一緒に健康診断のための血液検査をしていました。 2020年の5月に腎機能に関係する尿素窒素(BUN)が初めてちょっと上昇。 念のため、その年は年1回ではなく、年末にも血液検査をしてみたら、尿素窒素(BUN)に加えて、クレアチニンの数値も上昇していたため、腎機能が低下しつつあると診断されました。 腎機能の低下が続く状態が慢性腎臓病。さらに

          #13 高齢犬の腎臓ケア。「療法食」が身体に合わないこともある

          #12 15歳間近で初めてのてんかん。その原因は?

          今日は、我が家の愛犬・山さんの月命日。 お空に旅立っていってから5か月が過ぎました。 今朝は大好物のりんごと骨の形のクッキーをお供えしましたよ。 ペットホテルで他のワンちゃんと遊ぶのが大好きだったので、軽くなった身体でまたはしゃいでいるといいなぁと思います。 健康優良児で10歳を超えても、特に持病もなかった山さん。 あと2か月で15歳になるねーという2020年4月、初めてのてんかん発作を起こしました。 朝6時頃、私たちが寝ているベッドの足元で。 犬の雑誌のライターをして

          #12 15歳間近で初めてのてんかん。その原因は?

          #11 高齢犬の関節炎。冬の寒さがきっかけに?

          我が家の愛犬・山さんは健康優良児で、高齢になるまで幸いなことに持病というものがなく過ごしてきました。 でも、さすがに15歳を迎える辺りから、いろいろ気になる症状が出てきました。 まず最初は、あと2か月で15歳という頃に初めて起こしたてんかんの発作。 このことについては次回詳しく書くことにします。 そして、その次に出てきたのが足の痛み。 15歳の冬、お散歩で痛い足をあまりつかないようにピョコピョコと歩くようになりました。 犬の場合はまず後ろ足から弱ってくるといいますが、う

          #11 高齢犬の関節炎。冬の寒さがきっかけに?

          #10 できるだけ長く一緒にいるために、病院選びは飼い主の責任重大な仕事

          持病がなかったとしても、予防接種、フィラリア予防、ノミ・ダニ予防…と犬を飼う以上、動物病院には絶対に行かないといけないわけで。 お散歩で犬友さんに会うと、近所の獣医さんの評判の話になることも。 我が家の愛犬・山さんには、2つの「かかりつけ医」がありました。 ひとつは歩いて15分くらいの小さい時からずっと行っている所。 うちに来てすぐのワクチン接種、パピー向けのしつけ教室もそこで。 10人ほどの獣医師が在籍する比較的大きな動物病院だったので、担当の先生が辞めてしまったこと

          #10 できるだけ長く一緒にいるために、病院選びは飼い主の責任重大な仕事

          #9 洋服は冬のお散歩を楽しむために大切なものだった

          犬の洋服って、飼い主の趣味を押し付けるようなイメージもちょっとあるけれど、寒さに弱いワンちゃんもいるので、冬には必要なものでもあり。 我が家の愛犬・山さんは、短頭種で暑さにとても弱いけれど、寒さにも結構弱く、冬に寒いところにいるとガクガクと歯をならすこともよくあって、「そんなに寒い?ほんと??」と笑っちゃうこともしばしばでした。 だから、冬のお散歩には、暖かい洋服を着せていました。 なるべく長い時間お散歩が楽しめるように。 暑さに弱い山さんにとって、心地よく散歩ができる季

          #9 洋服は冬のお散歩を楽しむために大切なものだった

          #8 ペットホテルをレジャーとして満喫しちゃう犬もいる

          ペットホテルにお泊まりするのが苦手なワンちゃんも多いですよね。 前回の旅行に関する記事でも書きましたが、我が家の愛犬・山さんはペットホテルが大好きでした。 大好きって言っても…と思われるかもしれませんが、本当に楽しそうだったんですよね~。 ご近所の犬友さんに聞くと、かかりつけの獣医さんに預けているという方が多いようで。たしかに獣医さんに預けるのは安心できますよね。 でも、うちの山さんの気質を考えると、ケージの中にずっといるのはストレスが大きいんじゃないかな…と考えて、2

          #8 ペットホテルをレジャーとして満喫しちゃう犬もいる

          #7 一緒に旅をしたい。けれど、犬は楽しめてる?

          前回の記事から、だいぶ日にちがあいてしまいました…。 今回は、旅行のこと。 GWでワンちゃんとの旅行を楽しまれた方も多いことと思います! 我が家の愛犬・山さんは旅行があまり好きではありませんでした。 これは初めて一緒に旅行した、箱根のペンションでの1枚。 朝、ふと見ると、山さんがソファの上に立ち、窓の外を眺めていました。 「これから、ここで暮らすのかなぁ…」というような不安げな様子で。 この姿が、可愛いけれど切なくて、いまでも目に焼き付いています…。 このペンショ

          #7 一緒に旅をしたい。けれど、犬は楽しめてる?

          #6 毎日のお散歩は季節の変化を感じる豊かな時間だった

          我が家の愛犬・山さんは、お散歩が大好きでした。 行きは、ウキウキ前のめりで。 帰り道、家が近づいてくると明らかに足取りがゆっくりに。笑。 週末は夫が行ってくれたり、3人で遠出したりしていましたが、平日は基本的に私が行っていました。 疲れ知らずでどこまでも歩くので、そのおかげで私もいい運動になっていたと、最近改めて思います。(いまはすっかり運動不足…) うちは駅から少し離れた住宅街にあるので、庭のある一戸建てが多く、遠くの公園に行かなくても、季節ごとにご近所の庭の花が楽しめ

          #6 毎日のお散歩は季節の変化を感じる豊かな時間だった

          #5 気持ち良さそうに寝ている姿を見る。そんな日常が幸せ

          今日は、我が家の愛犬・山さんが愛用していた「ベッド」の話。 フリーライターで家で仕事をする時間が長い私にとって、ベッドはたくさんの思い出があるもの。 パソコンに向かいながら、ふと横を見ると山さんがベッドの上で気持ち良さそうに寝ている。それが私の日常で、幸せを感じる瞬間でした。 山さんが生後2か月ちょっとでうちに来て、まずケージとトイレを用意したけれど、中に入れても落ち着かずにウロウロ。 そして、外に出してもウロウロ。 そんな状態が落ち着くきっかけはベッドを買ったことでした

          #5 気持ち良さそうに寝ている姿を見る。そんな日常が幸せ