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★爆発ニュース★②「クリミア大橋」で爆発 一部崩落  3人死亡か

2022年10月8日早朝 
ウクライナ南部のクリミアとロシア南部を結ぶクリミア橋で、爆発が発生し、橋の一部が崩落しました。
交通は完全に閉鎖されております。

この橋は、現在ウクライナ南部へルソン地方の大部分を掌握したロシア軍にとって、重要な補給路となっています。

監視カメラの映像では、爆発の直前に1台のトラックが現場付近を通過しています。そして、爆発と同時に、周囲が明るくなり、炎や火の粉とともに煙が広がりました。
しかし、トラックによる自動車爆弾ではなく、無人水上船が起爆したのではないかとの憶測も出ています。

クリミアは2014年にウクライナから事実上分離し、ロシア侵攻により編入された国ですが、国際社会はそれを承認しておらず、ウクライナの地方行政局であるクリミア共和国とみなしています。

クリミア橋は、ロシアが2015年5月に建設工事が開始し、道路部分は2018年5月15日に、鉄道部分は2019年12月23日に開通しました。
ロシアがこれまでに建設した橋の中で最長、ヨーロッパで最も長い橋であります。



面白半分で始めた「★爆発ニュース★」ですが、開始早々シビアなニュースが続きますね。

クリミア橋の開通時には、プーチン大統領自らトラックを運転し、成果をアピールしました。
それを破壊されたのですから、プーチン大統領の顔に泥を塗られたようなものです。さぞ大激怒していることでしょう。
ウクライナが破壊したのかどうかは不明ですが、否定もしていません。今後、ロシアによるウクライナ攻撃がエスカレートしないか心配です。

しかし、クリミアやクリミア橋と聞いても、正直ピンとこない人が多いのではないでしょうか。
これを機会に、知識として頭に入れておいてもいいのではないかと思います。


話は逸れますが、
以前のクリミア危機において、ロシアは「ハイブリッド戦」を仕掛けたと言われております。
このときロシアは、ほとんど無血で、自国の関与を否定しながら編入を成功させました。

「ハイブリッド戦」とは「破壊工作、情報操作など多様な非軍事手段や秘密裏に用いられる軍事手段を組み合わせ、外形上、「武力行使」とは明確には認定しがたい方法で侵略を行うこと」であります。

もう少し具体的に言えば、
国籍を隠した不明部隊を用いた作戦、サイバー攻撃による通信・重要インフラの妨害、インターネットやメディアを通じた偽情報の流布などを複合的に用いたものです。

世論がいつの間にか他国に都合の良い方向に変わっていき、国民の意見が分断され、自国の政権が信用できない状態になるとしましょう。
そして、こんなことなら他国に助けを求めた方がいいのではという意見が出てきます。というか誘導されていくわけですね。

そして、市民にまぎれて潜入していた他国の軍隊が、ある日突然、自分たちに銃を向け占領される・・・
こんな悪夢のような状況になるのが「ハイブリッド戦」です。

私は、現在の日本は長期間に渡って「ハイブリッド戦」を仕掛けられており、近年、明るみに出てきていると感じています。
あるいはもう隠さなくてもいいような状態なのでしょうか??
特に南の方とか大丈夫ですかね?

最近、「陰謀論」という言葉で、人の意見を一言で貶める風潮が出てきて危険だなぁと思っています。
結果的に「陰謀論」ですめば、アホ言ってるということで何の害もありませんが、本当だったらどうするのですか?
簡単に「陰謀論」と、アホあつかいしてスルーするのはよくないと思う次第です。
明らかにアホな「陰謀論」もありますけど、それはそれで面白がっていればいいと思いますけどね。

それは「陰謀論」だ!!と声高に言う人は、みんな「ハイブリッド戦」を仕掛けている側なのだ
・・・なんていうのは「陰謀論」です(笑)



2022/10/11追記
ロシア軍は10日、首都キーウを含むウクライナ全土の20か所以上に80発以上のミサイル攻撃や空爆を行いました。
プーチン大統領はこの日、クリミア大橋やロシア国内での「テロ行為」に対する報復としてウクライナにミサイル攻撃を行ったと述べました。

やっぱり報復しましたね。
ゼレンスキーは虎の子の尾を踏んじゃったかな?
ウクライナは「クリミア橋」を攻撃したとは認めていないのですけど、表立って攻撃するとロシア本土を攻撃したと受け取られるので、テロのような形を装ったという見方が自然だと思うのですね。もう見え見えですよね。
でも、見え見えというのも話が出来すぎて怪しい場合があります。
ロシアの自作自演という説やロシアの反プーチン派のテロという説もあって何が何だか分かりません。

また、ウクライナの被害状況については、情報が刻々と更新されますので触れないでおきますが、今のところ、死傷者の数は意外と少ないように思います。
何か本気で攻撃していないような気もしてきます。
しかし、軍事施設ではなく、民間施設やインフラを狙っており、犠牲者の数もこれから明らかになっていくでしょう。

もう本当にこの戦争は何がどうなっているのか、よくわかりません。
報道も西側からの情報がほとんどですので、何らかの意図を持って流されていることもあるでしょう。
とにかく、早く終結してもらいたいと思います。


2022/10/13追記
ロシア連邦保安局(FSB)は12日、8人を拘束したと発表しました。
爆発に、ウクライナ国防省や国防省幹部が関与したと断定。
拘束されたのは、ロシア人5人、ウクライナ人、アルメニア人の3人です。

FSBによると、8月初めに約23トンもの火薬が、ウクライナからブルガリアの港に輸送。その後、ジョージアの港を経てアルメニアに到着、再びジョージアを通過してロシア南部のクラスノダール地方に着いたといいます。書きながら分からなくなりそうなルートですね。
これだけで一本の映画を作れそうです。

それにしても、今後ロシアが核兵器を使わないという保障はありません。
「まさかそんなことまでしないだろう」というのは常人の考え方です。
すでに、ロシアがウクライナに侵攻したこと自体、常人の域を超えているのです。
どちらの国も自ら引くことはないでしょう。
そして、一度核を使ったら二度目もあるかもしれません。
では、そうなったら世界の国々はどうするのか?
日本はどうするのか?岸田さんは何か考えてる?
どこかのタイミングでどこかが仲裁に入らないと核戦争の心配はなくなりませんよ。


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