山﨑陽軒@健全学

観音整躰ラボ 整躰司 整体+整心→整躰という理念のもと、美と自然と健築の郷真鶴でボディマネジメントとエコロジカルヒーリングをしています。 健全をしくみ化し書籍としてまとめ、『健全学大全』シリーズを出版。

山﨑陽軒@健全学

観音整躰ラボ 整躰司 整体+整心→整躰という理念のもと、美と自然と健築の郷真鶴でボディマネジメントとエコロジカルヒーリングをしています。 健全をしくみ化し書籍としてまとめ、『健全学大全』シリーズを出版。

    最近の記事

    腸内マイクロバイオータ

    前回、自分にとって有効なダイエット法を誰でも簡単に見つけられる方法として、「ウンチに聞く」ということを書きました。 便はからだからのお便りです。 「便りがないのは良い便り」ということわざがありますが、もし便が出てこなければ、どうすれば良いのかを聞くこともできず、まったく頼りになりません。 理想は毎日、少なくとも2、3日に一度は、からだからの便りを聞きたいものです。 そこで今回は、からだの中で毎日せっせと便を生産してくれている、働き者の腸内細菌について取りあげます。 ヒトの腸

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      • 理想のダイエット法

        前回はダイエットについて「健康を築くための食事法」と規定して、その方法については「単一のユニバーサルなやり方はなく、通り一辺倒には決められない」と書きましたが、それではどうすれば良いのかわからないので、今回は自分自身にとって有効な理想のダイエット法の判別についてです。 何をどうやって食べるのが自分に適しているか?を調べる方法には、 1) カラダに聞く 2) データに聞く 3) ウンチに聞く といったことが考えられます。 1)カラダに聞く どんなダイエットが自分にとって有効

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        • diet ダイエット

          日常の食事や飲食物、食習慣、または特定の目的のための食事法のことを英語でdietダイエットと言います。 もともとは古代ギリシャ語で、生き方や住まい、生活様式を表すdiataディエーターという言葉でしたが、それがラテン語やフランス語を経て、11世紀ノルマンディー公ウィリアム1世によって征服されフランス語が公用語とされるようになったイングランドに、「食生活」を表す言葉として入ってきました。 中世のイングランドでは、農民たちは野菜や雑穀中心の栄養バランスのよい質素な食事をしていまし

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          • 食育と和食

            2005(平成17)年に成立した食育基本法では、食育とは「生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきもの」として位置付けられています。 つまり勉強より、行儀より、運動より、まずは食事が一番大切だ、と日本国として言っているわけです。 「体育智育才育は即ち食育にあり」と食本主義を掲げた、食養会初代会長石橋左玄の面目も躍如たるところです。 2013(平成25)年には、日本人の伝統的食文化としての「和食」がユネスコの「食の無形文化遺産」に登録されました。 それまで

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            身土不二と地産地消

            1907(明治40)年食養会を設立した、石塚左玄の食養学の大きな柱として、身土不二(しんどふじ)の考えがあります。 “身と土、二つにあらず” ヒトのからだとその暮らす土地は一体であって、切っても切れない関係にあるので、その土地で採れた作物を食べることが、からだを養うことにつながるのだということです。 この身土不二という言葉は、元々法華経の「しんどふに」と読む仏教語から採用されたもので、「仏様と仏国土である浄土は一体だ」という意味でした。 これを現代的に意訳すると、 「ヒトや

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            栄養 栄養と食養

            姿勢、休養に続く身体的健康の第三番目の要素は「栄養」です。 ヒトがそのからだを創り育て維持するためには、その原材料となる有機物及び無機物(栄養素)と酸素、そしてそれらの物質を変換定着させる仕組みを稼働させるためのエネルギーを必要とします。 またヒトはからだを動かしたり、調子を整え一定状態に保ったりするためにも、常にエネルギーを必要としています。 こうした活動を行うための材料やエネルギー源は、食べ物や飲み物として、からだの外部から内部に取り入れる必要があります。 このからだの

            休養 森林浴

            以前休養にはパッシブレストとアクティブレストがあると書きましたが、休養編最後となる今回は、日本発祥の代表的アクティブレスト法である「森林浴」について紹介します。 森林浴は1980年代に当時の林野庁が提唱した、日本発のアクティビティです。 1982年、当時の秋山智英林野庁長官が「海水浴」や「日光浴」などの言葉をヒントに造語したもので、「森の中には殺菌力を持つ独特の芳香が存在し、森の中にいることが健康体をつくる」という「森林浴構想」を発表したことに端を発します。 同年秋、長野県

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            休養 クアオルト

            前回ドイツの保養施設でクナイプ神父の水療法が一般的に行われていることを紹介しましたが、今回は自然療法先進国であるドイツの幅広い保養文化について書こうと思います。 元々ドイツにはバーデンバーデンをはじめとして、古代ローマ時代から連綿と続く湯治文化が根付いており、ドイツ文学を代表する作家であるゲーテ(1749-1832)は、各地に点在する湯治場を頻繁に訪れながら執筆活動を行っていたといいます。 また19世紀半ばには明治政府によって、日本近代医学の父となるベルツ博士らの招聘を要請

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            休養 入浴法その4 シャワーと冷水浴

            前回まで入浴による健康法を紹介してきましたが、一人暮らしの方や浴槽の無い暮らしをしている方などは、日頃ゆったりお風呂に浸かりたくても、なかなか浸かれない場合も多いのではないでしょうか。 シャワーでは体温が一定以上に高まらず、からだの働きを活性化させるヒートショックプロテインを増やすことはできないと前回は書きましたが、湯船に浸かるのとはまた別の健康増進効果もあるため、今回はシャワー入浴法の紹介をしたいと思います。 シャワーのみの入浴を習慣としている人は、お風呂大国日本において

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            休養 入浴法その3 温浴

            前回水浴のリラックス効果について書きましたが、温浴では更に、湯温によって様々な効果効能が得られます。 34~37℃の温浴は、浸かっていても熱くも冷たくも感じないため「不感温浴」と呼ばれています。 エネルギーの消費量が最も低く、脈拍や血圧、呼吸などに影響を与えないため、長時間の入浴が可能です。 鎮静作用があり、精神障害や心疾患の治療として用いられます。 また、入浴中の運動にも適していて、腰痛や膝痛のケア、脳卒中後のリハビリとして、利用することもできます。 37~39℃の内臓

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            休養 入浴法その2 水浴

            前回、日本人のお風呂好きと入浴の効能について書きましたが、そもそも入浴することは、ヒトにとってどんな意味があるのでしょう? 地球上の全ての生物の源である原始生命は、40億年ほど前に海中で誕生したと言われていますが、その後の約35億年間、あらゆる生き物は海の中だけで過ごしていました。 その間ヒトの祖先となる脊索動物をはじめ、ほぼ全ての動物門がおよそ5億4200万年前から5億3000万年前の間のカンブリア紀に突如として現れ、海中の世界に出揃いました。 つまり全ての門の動物たちは

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            休養 入浴法

            疲労回復のための休養方法として、睡眠、瞑想について紹介しましたが、この二大休養法に匹敵する効果を発揮する休養行為がもう一つあります。 入浴です。 日本人は世界一の入浴好きだと言われます。 時事通信社の調査によると、お風呂が「好き」「どちらかといえば好き」な人は、合わせて94.8%にも上り、入浴頻度では「毎日」が75.5%と、圧倒的多数を占めています(2005年20歳以上男女2000人を面接聴取)。 われわれ日本人としては、この結果は当然の事のように思えるかもしれませんが、バ

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            休養 瞑想法

            前回、究極のパッシブレスト法として睡眠について書きましたが、ストレスフルな現代の社会に生きていると、なかなか上手に眠ることができず、十分な休養を取れていない方も多いと思います。 そんな方に最適なのが、瞑想によるストレス対策です。 瞑想は古今東西、あらゆる宗教的実践において行われてきましたが、1979年マサチューセッツ大学医学大学院のジョン・カバット・ジン博士がストレス低減センター(マインドフルネスセンター)を設立し、マインドフルネスストレス低減法を紹介して以来、宗教色のない

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            休養 睡眠法

            前回、休養にはパッシブレストとアクティブレストがある、と書きましたが、今回は、究極のパッシブレスト、睡眠についてです。 ヒトにとっては言わずもがなの事ですが、あらゆる動物にとって、睡眠が大切な行為であることが、2020年の発見によって明らかにされました。 長年の間、睡眠は脳機能と切り離せない関係にあると考えられてきましたが、九州大学の研究グループによると、脳を持たない刺胞生物であるヒドラにも、睡眠メカニズムが存在するというのです。 つまり脳の進化より先に、動物には眠りが必要

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            休養 休んで養う

            身体的健康を成り立たせるための、2つ目の要素は、休養です。 休養とは、文字通り、「休んで」「養う」ことを意味します。 地球上の大多数のヒトが過ごしている文明的な日常生活の中では、カラダやココロにモヤモヤと疲れが溜まっていきます。 家族を始めとする他のヒトビトや社会とかかわる活動には、必ず一定の決まり事があり、やるべきことの方向性が予めある程度決められていて、それに従わなければなりません。 持って生まれた本能による行動とは違った生活態度が求められ、学習したり実行したりする「努

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            姿勢 寝姿勢

            ヒトは、二本足で直立して歩くために、カラダを進化させてきた動物ですが、地球重力の強い力の上に立っていると、どうしても疲れが溜まっていきます。 カラダの中身の約60%を占める水分が、下へ下へと引っ張られているため、それを重力に逆らって上昇させようと、絶えずポンプを動かして仕事をしている必要があるからです。 全身にある37兆個もの細胞一つひとつに対して、カラダのポンプシステムは、血管ネットワークを通して酸素や栄養を供給しています。 そしてヒトのカラダのテッペンには、体重の2%程度

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