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「決める」を考える

パンクに、DIY精神で、イェー、と言えるような日々を送るためには、まず自分で決めることからはじめる必要がある。決める自由と決めた後の責任、この2つがセットになっているのが、自分で決めることの本質だ。決める自由はほしいけど、責任はとりたくない。だけど、誰かが決めたことについては、もっと責任は取りたくないだろう。責任の押し付けあいも不毛だ。それなら、自分で決めて、責任を取るという結論に容易にたどり着くのではないだろうか。だけど、自分で決める、というのは案外難しい。とりあえず、やってみて、なし崩し的に決まっていくこともあるだろう(その過程では、常に続けるかやめるかを無意識に問い続けているはずだ)。やりたいことが定まっていて、そのための道筋をどうするかという戦略的な選択もあるだろう。特にやりたいことはないから考えうる複数の選択肢を並べて、自分なりの基準で決めることもあるだろう。

やりたいことがなくても、決めることができる。それが本質だと思う。やりたいことがないと、前に進めないのであれば、大半の人の人生はずっとやりたいこと探しの旅になってしまう。人生にはその一面もあるっちゃあるが、大半の人は割り切って、物事を決めていって前に進んでいく。その現実的な方法について、これまで考えてきたことを書いてきたいと思う。

参考までに、こんな本も出ている。よくわかる。

生きる人生の教材、出口さんも、とあるインタビューでこのようにおっしゃっている。

人間の歴史から見て、最初からやりたい仕事に就き、やりがいを持って働き続けて、人生をまっとうできた人は、果たしてどれくらいいるでしょうか。
おそらく1パーセント未満ぐらいで、ほんのわずかの割合に過ぎないだろうということは、誰にでも容易に想像がつきそうです。


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