Salesforce認定試験勉強法(アドミニストレーター)
今年Salesforceの認定アドミニストレータ試験に合格したので、合格のためにやったことをまとめてみる。
実務経験
2年ほどForce.com環境でのカスタムアプリケーション保守・運用のプロジェクトでリーダーを務めていたが、実際に環境をいじっているのはチームメンバーで、自分自身はそれほど深くいじっていない程度。
やったこと
大きく以下の3つ。
Trailheadの認定アドミニストレータ試験向けTrailMix
Salesforce勉強といえばやはりTrailheadは外せない。
正直、全部読み込むのは結構つらくて、とりあえず指示通りに設定値をコピペして進めてしまいがちだが、それでもいいと思う。
とにかくその画面をいじったことがあるという「体で記憶する」効果は大きい。
Salesforce提供の無償ウェビナー
以前は集合研修方式で1日8万円という高額だったポイントスタディも、今はCertification Daysと銘打って無料で公開している。
スケジュールは以下から確認できる。
試験のポイントに絞ってSalesforceの中の人が講義をしてくれるので、活用しない手はない。
この手のウェビナーのお約束として当然録画は禁止されているのだが、平日開催で仕事の調整が難しかったり、見返したい人や早回しで見たいという人もいるだろう。まあ個人利用の範囲内でアレしてもアレなんじゃないですかね。(自己責任で節度をもってお願いします)
個人ブログの模擬問題集
ご自身も多くのSalesforce認定資格を持つアンダーソンさんのブログ。
2021年11月時点で120問の模擬問題がある。
回答の解説は入っていないので自分なりに答えに対する解説を書いてみることで理解を深めた。
特に不正解となった選択肢がなぜ×なのかを説明できるようになるのは実際の試験でも消去法の正解探しに役に立つ。
自分なりの解説の一例
※上記は問題ごとにExcelのシートを分けて記載していったのだが、後で再挑戦するときに答えも一緒に見えてしまってイマイチだった。
この後SalesCloudコンサルタントの勉強をして合格したのだが、その時はNotionというクラウドツールを活用したので、その話はまた別記事で書きたいと思う。
おわりに
過去問が公式には出回っていないため、「なんか英語で流出したやつの非公式な日本語訳?」みたいなもので勉強せざるを得ないSalesforce試験だが、それでもないよりは全然マシである。
Opportunity(商談)を「機会」って訳すのは、翻訳エンジン丸出しで本当にやめてほしいと思うが・・・
余談となるが、私は昔SAPの認定資格を持っていた(今は失効)。しかしSAPの試験は本当に情報がなくて、SAPの資格保持者が多く在籍している企業に所属している人だけ社内に貯まった過去問(社員が本番で1人数問ずつ覚えて帰ってくるのだ!)を活用できるという不公平な世界だった。(そして、そういう企業に在籍していたので有利に進めることができました。サーセン。)
それに比べるとSalesforceはかなりオープンな環境である。
これを読んでいる皆さんも、ぜひSalesforce認定試験に挑戦してみていただきたい。
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