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誰かのコピーになろうとするな

昨日、卒塾した女の子から進路の相談が来た。

物凄く簡単に言うと、何がしたいかわからないということだった。


彼女は中学生の頃から成績優秀で、地元のトップ校に進学した。そんな子でも、もしかしたらそんな子ほど、自分で未来を切り拓いていくことが難しいのかもしれない。


成績優秀な子たちのモチベーションの多くは、

親に喜んでもらいたい!認めてもらいたい!誰々みたいになりたい!

親が敷いたレールの上を良かれと思って歩いてしまう。でも、時代が違いすぎる。子どもたちは無意識に、

「このままでいいのか?」

と違和感を持ち始めていく。


レールの上を歩くのは、決して悪いことではないけど、つまらない夢だなあ、と僕は思ってしまう。他人の価値観に合わせるのではなく、他人のようになろうとするのではなく、もっと自分になりなよ、って思う。

あとから生まれて来た人の方が間違いなく優秀だ。例えが違うかもしれないが、家電だって新しいやつが一番いい。人間もそうだと思う、感性は若い子の方が遥かに優れている。

この世はみんなが思い描く夢の競争だ。この世にあるものはみんな誰かが描いた夢で出来ている。


誰かのコピーじゃない、自分らしく生きること、好きなことを見つけること。

僕も大企業を辞めて今の仕事に就く時、ほとんどの人から反対された。絶対後悔すると。

彼らの価値観は「お金」と「見栄」。

でも、今誰よりも幸せだ。子どもたちの未来に関われて、ありがとうと言ってもらえる。経済的にも豊かになった。世間の常識からは大きく外れたが、その分豊かになれた。



もっともっと子どもたちに自信を持ってもらえるように、今日もワクワク元気に授業頑張ります!






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