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「発信する=知ってもらう」ということ④豆知識は惜しみなく=その道のプロと認識してもらう

SNSや動画配信、DM、ニュースレターなど、自社の情報発信の方法は色々ありますが、そもそも「発信する」ということは、どういうことで、何に気を付けて行っていくべきなのでしょうか。闇雲に続けても、効果が上がらないと感じている方も多いかもしれません。
今回は、「発信する」ことについてのヤマノ印刷なりの考え方を、営業スタッフたちの体験や事例を交えつつ四回に分けてご紹介していきます。

第四回は、焼肉屋さんのYouTubeで得た気付きから「発信する」ことを考えます。

第一回:「発信する=知ってもらう」ということ①広報とは=自社を深く知るということ はコチラ

第二回:「発信する=知ってもらう」ということ②どういう仕事をしているか知ってもらう=親近感 はコチラ

第三回:「発信する=知ってもらう」ということ③できることを知ってもらう=できないと思われていることを潰していく はコチラ


1.喜ばれる発信、役に立つ発信を心がける

弊社営業スタッフが、以前働いていた焼肉屋さんのYouTubeが注目を集めていると紹介してくれました。
250以上の動画を配信し、チャンネル登録者数は18万人を超えています。(2023年9月現在)

YouTube「肉のプロフェッショナル」

コロナ禍の自粛要請の中でも人気だったのが、スーパーやコストコでお肉を選ぶコツや、おいしく調理する方法など、普段料理をするときにも使える豆知識の動画です。

2.豆知識を惜しまない理由

プロならではの豆知識は、視聴者に喜ばれるものなのは間違いないですが、そんなに教えてしまって大丈夫だろうか?と心配になる方もいるのではないでしょうか。
おいしい肉を選んで自宅で料理できるなら、お客様は焼肉屋さんに足を運ばなくなってしまうのではないか?他のお店に真似されてしまうのではないか?と。

そういう気持ちも分からなくはないですが、この場合は逆の効果が見込まれます。
豆知識の量と質に裏付けされて、
「これだけのノウハウがあるお店なら、絶対においしい焼肉が食べられるに違いない」
という信頼が生まれます。

3.その道のプロとして信頼してもらう

これは飲食店に限らず、全ての業種で言えることですが、惜しまず役に立つ豆知識を公開することで、いざという時に「あの会社なら安心だ」と選んでもらえる可能性が高まります。
その道のプロとして認識してもらうということです。

前々回で、「親近感」を持ってもらう発信について話しましたが、それに付随して、プロならではの知識をからめた内容の発信ができると、「信頼感」も持ってもらえて効果は倍増するはずです。

ただ、知識と言っても、難しい業界用語を羅列するのでは関心を持ってもらえませんので、お客様の属性を考えて、YouTubeのように、一般の方でも役に立つ知識としてかみ砕いたり、シーン設定をしてはなしを展開していくことが重要です。

まとめ

喜ばれる豆知識の発信は、出し惜しみしてしまいそうになりますが、積極的に発信していくのが得策です。内容を伴った発信を蓄積していけば、いざという時にその道のプロとして頼ってもらえるようになるはずです。


ここまで、第四回に分けて「発信する」ことについて考えてきましたが、いかがでしたでしょうか。読んでくださった皆様の参考になりましたら幸いです。

次回以降は、ここまでの考え方を受けて、実際にヤマノ印刷でできることをご紹介していきます。