パープルキングで梅しごと
梅の季節がやってきた。
暑い夏を乗り切るため、梅シロップは欠かせない。
ここ7年ほどは毎年仕込んでいて
5月も下旬になるとワクワクそわそわ。
今年も例にもれず、そろそろだな、
今年は家族も増えたし、何キロ仕込もうかな。
考えているとき、ふと思った。
地域の方々とお会いし、顔を覚えてもらうきっかけづくりのひとつに、
この特技(?)を活かせないだろうか?
そうしよう!
今回使用した梅は、パープルキングという和歌山の品種。
南高や豊後などともちょっとちがう、とある変わった特徴がある。
去年、パープルクイーンという品種でシロップを漬けて感激し、似た特徴をもつこの品種でシロップと梅酒を少し仕込んでみた。
果実と木を繋いでいた“へそ”をほじくり出して洗ったあと、自宅にあった焼酎で一粒ずつ拭いて消毒。
あとは同じく消毒したビンに、氷砂糖と交互に詰めていく。
その後、冷暗所で保管しつつ、1日2回転がして飲みごろを待つ。
あとは自然の摂理、浸透圧まかせ。