見出し画像

肉を焼く(2024.06.16)

父の日だった。

朝、妻が「今日は父の日だからパパを自由にさせてやろうかと思ってたけど、やめた」と妻が言う。「いや、やめたんなら言わんでええって」と思う。思って、実際に妻に言った。その余計な残念感はなんなんだ。

早朝、昨日に引き続き長男と幸子(ポメラニアン♀)を引き連れて散歩へ出かけたのだが、すごく暑くて二人で汗だくになった。幸子も舌を出して歩いて少ししんどそう。これからもっと暑くなってくるだろうから、長い散歩も考え物だ。

昼前、子供らがわらわらと庭に出て、いつものようにダンゴムシを探したり、土をほじくり返して川を作ったりし始める。妻は「そうだ、バーベキューをしよう。父の日だから」と言って、肉を買いにスーパーに出かけた。「いや、自分が肉食いたいだけだろ」と思うが、ビールを買ってきてくれたので、私は何も言えなくなる。

火起こしがなかなかうまくいかなくて「私は父としてあまりクールじゃないなぁ。じぃじ(妻の父)はいつも颯爽と火起こししててすごいよなぁ」と思って、気持ちが鬱々としてきたところ、妻が「いいんじゃね?豚バラ焼いてたら火がつくよ」とさっさと焼いてしまおうとする。

そして実際豚バラ焼いてたらどんどん火力が増していったので、妻の方がよっぽどかっこ良かった。

豚バラから落ちる油が火力を増幅させていく


傍らに大量の泥だんご。長男と長女の作品

メインは1,700円のステーキ肉!なかなか普段買えないレベル!これ絶対うまいやつ!そして実際めちゃくちゃ美味かった!

焼いている時間が一番幸せだったと思う

そんなこんなでたくさんの肉を焼き、食べ、後片付けまで滞りなく行い、概ねうまく行った庭でのバーベキュー。早めの風呂に入った後、ビールをまぁまぁ飲んだ私の膝の上でお昼寝していない次男(3歳)が眠り、私も一緒に眠ってしまった。そうやって他の家族とサイクルが変わってしまった私と次男。次男は私の部屋で今も眠っている。

私は夕飯を食べていない。流れがうまく噛み合わず、食べる機会を逃したのだ。だから今とても腹が減っている。そして白々と夜が明ける。また一週間が始まる。

何かよく分からないけど、最近月曜日がやってくるのが怖い。頑張らねば。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?