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菊池渓谷(2023.07.17)

今日、何十年かぶりに熊本の菊池市というところにある菊池渓谷へ行った。ちょうど、宿からの帰り道の途中にあったから。

行くと、まぁ人の多いこと。昨日動物園でさんざんな目にあった事が頭をよぎる。そして実際なぜか次男(2歳)がずっと抱っこするよう要求するのでとてもしんどかった。

菊池渓谷は私が昔子供の頃に行った時はすぐに川辺へ下りて遊ぶ事が出来ていた。しかし今は容易に下りる事が出来なくなっており、えんえんと川沿いの遊歩道を歩かなければならなかった。しかしこの遊歩道がそれほど歩きやすいものでもないので、次男を抱っこして歩くのはすごい重労働だった。

でもやっと下りて遊ぶ場所が見つかり、我が家は嬉々として水と戯れた。次男は最初は嫌がってた。水の音がうるさいのか、ずっと耳を塞いでいた。しかし少しずつ水に慣れて、最後は自ら進んで水に足を浸していた。

機嫌の悪かった長女(我が家は人のメンタルに気を配らなければならない要素が多すぎる)も水に触れるや、途端にテンション爆上げで、はしゃぐことはしゃぐこと。腰から下の服をびっしょりにしてしまっても川遊びをやめようとはしなかった。

水がとても冷たかったので、長男が「どっちが長く水に足を浸していられるか競争しよう」と言った。私はその挑戦を快く受け入れ、イチニノサンで水に足を浸した。

20秒も持たないかなと思ったが、案外ピークを越えると冷たさが遠のいて、私たちはそのうち冷たさに慣れてしまって競争にならなくなってしまい、どちらともなく競争をやめた。「触ってみて!」というので長男のふくらはぎを触ると氷のように冷たく、まるでゾンビみたいだった。ゾンビに触ったことなどもちろんないけど。

そういうわけで、今回の旅の裏テーマはゾンビだったと思う。本当は昨日の宿の事などもっと書くことはあるけど、それはまたいつかの機会に譲るとして、明日からまた日常に戻っていきたいと思う。ゾンビみたいな足取りで。


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