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コロナと最強王図鑑(2023.01.20)

巣籠生活7日目。
家の中での過ごし方がだいぶ上手になってきた。
テレビ見てても気が滅入りそうになるので、子供と色々な遊びをしている。

恐竜カルタ、将棋、かくれんぼ、おにごっこ、新聞紙で作った剣や手裏剣を使った戦い、絵本の読み聞かせ、塗り絵、お絵かき等々。

今日イチ面白かったのは、小一の長男が持っている「最強王図鑑」というあらゆる生物たちが戦う本を長男と一緒に読んだこと。

最初の1冊は恐竜や古生物、ほ乳類や爬虫類、果ては昆虫までもひっくるめた生物界最強を決めるトーナメントが描かれている「異種最強王図鑑」。

アフリカゾウがめちゃくちゃ強くて、並み居る恐竜たちをも打ち負かす様は痛快だった。しかしなぜか昆虫は実寸ではなく、巨大化して戦うという、逆ハンデみたいなルールがあり、頭が固い私は納得できなかった。ただ、そこに対する配慮なのか、ヘラクレスオオカブトやスズメバチ、ムカデなんてのはあまり勝ち上がる事は出来なかった。

んで、優勝したのはやはりあいつだった。多分誰もが最強と認める、かつてこの地球上で跳梁跋扈したあの恐竜だ。ネタバレを避けて名前は伏せるけど、誰だって「ああ、あいつね」と思うであろうあいつだ。

それと、水中生物最強を決める「水中最強王図鑑」も読んだ。

こちらもやはり水中昆虫が混ざっており、タガメやヤゴなんてのが巨大化していて参戦している。しかしそこそこ勝つものの、やはりあまり勝ち上がることは出来なかった。

私は水中恐竜として最強のモササウルスや、ホオジロザメの祖先である巨大なメガロドンなどが優勝するものとばかり思っていたが、優勝したのは獰猛で、狡猾で、どちらかというと嫌われ者のあいつだった。

強い強いとは言われていたが、まさか最強だとは思わなかった。幼い読者を喜ばそうと思えば、人気のあるモササウルスなどを優勝させるはずなのに、そうならないというのはある程度このトーナメントがガチである事を物語っており、あいつは確かに強いのだろう。

と、そういったお話を、あたかも目の前でトーナメント戦が行われているかのごとく読んだ。とても楽しい時間だった。大人でさえ楽しめるのだから子供はたまらんだろうなぁと思った。

自分が子供の頃にこんな本あったらハマりまくったろうなぁと思う。そういう戦いがあったらいいなぁとよく妄想してたし。いやー最近の子供向けコンテンツはすごい!

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