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ある農夫の一日〜「自創経営」その3〜

自創経営塾に参加した、1999年。
第1回目のセミナーで次のような話を聞きました。

「ある農夫の一日」
ある農夫が、朝早く起きて畑を耕そうとした。ところがトラクターの燃料が切れていたので近くまで買いに行ってきた。途中でブタの餌をやっていないことを思い出して納屋に餌を取りに行った。すると、ジャガイモが発芽しているのを発見した。これはいけないと思い、ジャガイモの芽をとっているうちに暖炉の薪が無くなっていることを思い出して薪小屋へ足を運んだ。薪を持って母屋へ向かっていると、ニワトリの様子が変である。どうも病気にかかったらしい。とりあえず応急処置を施して、薪を持って母屋にたどり着いた頃、日がトップリ暮れていた。農夫はヤレヤレ何かとせわしい一日であったと思いながら、一番大切な畑を耕すことができなかったことに気がついたのは床に入ってからであった。
(アクティ総合研究所・大西啓義氏)
「ニシオ式躍進経営の秘密」東川鷹年著/明日香出版社より引用

無駄にバタバタ動いて、一日を無駄にした農夫、の例なのですが、「これは俺のことだ」と愕然としました。

日々電話だ、来客だ、打ち合わせだ、と忙しくしているが、本当にその動きが会社の目標達成のためになっているのか・・・。

そうならないように、前回のnoteに書いたツール「ランクアップノート」を使って、セルフマネジメントしよう、ということなのです。

20200916note用スライド2

仕事を任せるには「任せるに足りる人」をつくらねばなりません。
そのために上司と部下でともに成長するための対話(成長対話)を行います。

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ただ命令しても納得しない限り人は動きません。
「人は本人の意志のみで動く」
自分がやろうと思わない限り、やらないというのが真理です。

無駄にバタバタする「農夫の一日」にならないよう、自戒しながら日々真摯に仕事に取り組まねばなりません。

最後までお読みいただきありがとうございました! 伍魚福の商品を見つけたら、是非手にとってみて下さい。社長のいうとおりになってないやないかーとか、使いづらいわー、とか率直なコメントをいただけるとうれしいです。 https://twitter.com/yamanaka_kan