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人材育成開発(HRD)のコンサルティング&デザイン

OFFICE Pは、人材育成開発(HRD:Human Resource Development)は、
能力と可能性を「育てる:育成」「引き出す:開発」「結果・成果を知る:効果測定(ROI)」を実現させていくことと定義しています

専門は人材育成開発(HRD)

私は大学院で人的資源管理を専攻し、人材育成開発(研修プログラムの設計開発、効果測定(ROI)、トレーニングやラーニングの提供)が専門です。OFFICE Pは、人材育成開発(HRD)を能力と可能性を「育てる:育成」「引き出す:開発」「結果・成果を知る:効果測定(ROI)」を実現するための人材育成開発(HRD)のコンサルティング&デザインをおこなってます。

人材育成開発(HRD)は、研修プログラムの設計開発、実施、効果測定が1つのプロジェクト

人材育成開発(HRD:Human Resource Development)は、企業の人材戦略の一環で社員の能力を「育てる」「引き出す」ためのプロジェクトです。このプロジェクトは、これまで社員が発揮している能力に加えて、まだ発揮しきれていないパフォーマンスを引き出すことが目標になります。プロジェクトのあとは、目標達成を確認するために「結果・成果を知る」ための効果測定ROI : Return On Investment)をおこないます。もし、この効果測定を実施しないと、研修プログラムを”実施(参加)しただけ”になってしまい研修プログラムで設定した目標の達成や習得できた知識やスキルを把握することができません。つまり、理論と経験に基づいた結果・成果に結びつきません。そのため、人材育成開発は研修プログラムの設計開発、実施、効果測定が1つのプロジェクトとしておこなう必要があります。

人材育成開発のプロジェクトは一大事業

もし、コスト削減のため過去の研修プログラムを使い回すだけで構わないと考えていたら、社会情勢や社員のパフォーマンスの変化を考慮していないので、期待しような結果・成果を達成することは困難です。また、効果測定は非常に時間が掛かるプロセスのため、早急な結論や結果ありきの回答もありえません。このように研修プログラムは部分的ではなく、全体を通して取り組まないと人事戦略の目標を達成することはできません。そのためには、経営陣や管理職が研修プログラムの意義と意味を十分に理解しておくことが大前提です。これは、研修の企画の中心にいる人事部、参加する社員、設計開発や効果測定をおこなうコンサルタント、研修をおこなうトレーナーなどに「任せて終わり」ではなく、研修プログラムに「参加する全員が一体となって完成させる」プロジェクトです。

コンセプトデザインのあとに人材育成開発

OFFICE Pは人材育成開発の前に、会社の世界観や価値観を整えて、それを実現していくコンセプトデザインをおこなっています。なぜなら、会社がどのような未来を進んでいく姿か明確でなければ、社員も会社を信頼してついていくことはできません。さらに、その未来を実現するための人材も明確でなければ人の能力や可能性を「育て」「引き出す」イメージをもつこともできません。そのため、人材育成開発のプロジェクトに取り組む前に、会社のコンセプトをデザインをおこなっています。それによって、会社が描く未来を実現する人材の成長や採用につながっています。

余談 - Amazonでしか買えなかった専門書 -


大学院生のとき、Amazonで初めて買った商品は研修プログラムについて書かれた英語の専門書です。当時、人材関連について書かれた書籍は賃金や制度などの労務管理が中心で、人材の育成といっても新入社員教育やOff-JTなど雛形が既に決まっているものだけでした。企業のニーズに合わせてゼロから研修プログラムをつくったり、結果・成果を把握する効果測定のロジックなどを知る手掛かりは、このテーマが先行している海外の大学の論文、企業のレポート、ビジネス書などに頼るしかありませんでした。幸いにも、大学院は国内外の論文にアクセスできたので、さまざまなレビューに触れることができましたが、国内の事例研究は社外秘とされていてリソースが不足していました。

ここで思い出すのが、池袋にある国内最大の書店で専門書を買い求めに行ったときのことです。書店カウンターで「日本に在庫がないため、アメリカから取り寄せてお渡しできるまで約1ヶ月かかります」と言われ、途方にくれた私が頼ったのが知名度を上げてきたAmazonでした。早速Amazonで検索すると「販売発送はAmazonから。翌日にお届け」と書かれ、翌日研究室にヤマト運輸が運んできてくれたことを今でも覚えています。




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