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2021年の仕事量を振り返る

WEBメディアにおいて自動車コラムニストというポジション(キャラクター)で自分の立ち位置を確保しようと、もがいているのがここ数年の自分。売り上げを確保するという点や、自動車コラムニストという存在を示すという意味でも、だいたい年間500本が目標なのですが、2021年は年間を通して507本のコラム記事が寄稿先であるWEBメディアにて公開されました。

せっかくですので、どのくらいのペースで原稿を書き、公開されているのかをまとめてみたいと思います。

月 公開本数 執筆本数
1月  45本  42本
2月  37本  41本
3月  45本  48本
4月  38本  41本
5月  41本  36本
6月  42本  49本
7月  43本  38本
8月  35本  40本
9月  45本  40本
10月  46本  44本
11月  41本  45本
12月  49本  60本

合計すると公開された記事本数は507本で、執筆した記事は524本。いろいろあって未公開になったもの、2022年に公開予定となっているものなどもあるのでズレてくるのは仕方ありませんが、いずれにしても原稿料は納品月ベースで請求書を起こしているので無問題といえましょう。

どのようにして500本余りのコラム記事を書くことができているのか

正直、書くだけであれば誰でも年間500本など難しいものではないでしょう。noteやブログを毎日更新している人も珍しくありませんから。

ちなみに、自分の場合はこうした商業記事に加えて、毎日更新のブログも書いておりますので商業原稿と合わせると年間900本近い記事を公開していることになります。なお、ブログのほうはネタの整理だったり、また記事がパクリと指摘されないためのネタの先行公開だったりします。

それはさておき、年間で500本余りのコラム記事を執筆するとして、どうやってそれだけの機会を得るのか、テーマをどのように見つけてくるのかという2点は自動車コラムニスト(実態はフリーランスライター)としての課題となるわけですが、ありがたいことに特に営業活動をせずとも執筆依頼をいただけているのが現状。実際問題、2021年で営業して執筆した記事というのは数えるほどしかありません。

そのひとつが、こちら。いずれにしても、新規営業をかけるというよりは、せっかく取材することになったので、お付き合いのあるメディアさんに声がけして、掲載していただいたという感じでしょうか。


コラムのテーマは媒体側からの提案と自分のアイデアが半々の比率

こうした例外的な持ち込みネタを除くと、自分の場合大きく2つのコラムの書き方があります。ひとつはテーマから自分で考えるもので、もうひとつが発注元からいただいたテーマ(キーワード)をベースにコラムを書く場合。

実績ベースで数えると、この2つのアプローチは半々くらいの比率で、逆にいうと毎月20本は自分でテーマを見つけて・考えてコラムを書いているというわけ。ただ書きたいテーマでコラムを執筆していると仕事が持続できないのも当然でして、それなりに数字がとれそうなテーマを毎月毎月それだけの本数で考える・見つけてくるのが、自動車コラムニストとしての活動においてもっとも難しい作業といえるでしょうか。

とくに自分の場合は、いくつかの自動車メーカーとほとんどのインポーターにおいては広報セクションから認められていないのが、ネタ探しに苦労するポイントだったりします。とくに自動車の場合はメーカー主催の試乗会や発表会にインビテーションされている有力な書き手と、そうでない自分のような立場ではフレッシュなネタの仕入れ具合に差が出るのも事実なのでした。

執筆速度的には月産60本も可能だが…。安定した生活のためには不労所得も増やしたい

というわけで、いただいたお題ベースで書くのであれば2021年12月に達成しているように毎月60本くらいのコラムを執筆することは可能なのですが、自分でお題を見つけてくることを考えるとなると、やはり40本+αくらいに落ち着いてしまうのが現実。2022年は、この壁を越えることが自動車コラムニストとしての重要なテーマとなりそうです。

もうひとつは、WEBメディアでの執筆活動以外のマネタイズを確立すること。YouTubeは自分のチャンネルを運営しているものの、やはり文章に軸足を置いている身としては動画は不得手で、お小遣い程度しか収益はなく、なんらかの手段を見つけてこないといけないな、と思う2021年の大晦日でありました。

もっとも手を動かして稼ぐだけでは生活レベルを大幅に上げるのは難しく、2022年は今まで以上に不労所得を増やす努力も並行して行なう必要があるとも感じているのですが、国内株については手じまいすべき時期が近づいているような気もする今日この頃です。

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