自分の生き方や軸を考え、決める。

 自分の生き方、つまり考え方や時間の使い方、行動のしかたを決めるのはとても難しい。情報過多の世界になり、多くの情報に触れられるようになったことはいいけど、他人の行動や意見などが大量に入ってくるようになってしまい、心を揺さぶられることも増えている。特に今は未曽有の感染症に世界が侵されており、不必要に家を出られないこともあり、そのような情報を大量に浴びることもあるだろう。
 しかし、大事なのは自分であり、自分がこれからどう生きていくかを、いま決める必要があるかもしれない。「そんなことはとっくにやっている」という人はそれでいいが、これまでブレてきた僕のような人は、このような機会だからこそ、自分の生き方を決めるのがいいだろう。僕もいまは必死にそのことについて考えている。
 これまで、あまりにも人に影響されすぎ、他人に負けてられないという気概でやってきすぎたようだ。自分というものを持っていなかった。もちろん、他人との関りはものすごく大事だし、いざというときに助けてくれるのも他人だ。だから友達との関係を断絶せよ、ということではなくて、それとは別に「自分を持ちましょう」ということだ。これは皆さんに行っているのではなく、自分に言い聞かせているつもりで書いている。
 いろいろなことに影響され、あっちに行ったりこっちに来たりを繰り返してきたが、今こそこれから「何をやるか」を決めなければならない「自分にとって、何をやって、どう考えて生きていくのが一番良いか」ということを必死に考えて、その通りに行動していこうと思う。
 もう、「あれをやらなくちゃ、これもやらなくちゃ」と焦り、時間に追われるのはやめにしたい。自分の軸が決まっていれば、あまり焦ることもなくなると思うから。そういう状態になれば、受け取っている情報に右往左往させられることもないし、様々な情報を受け取ったとしても、自分に関係ないものはスルーすればいいし、参考になるものがあれば自分の軸を補強してくれるものとして受け取ればいい。情報によって自分の軸がぶれるようなことにはなってはいけない。
 このようなことをいまだに言っていることは恥ずかしいけど、これまでの自分は青二才、まだまだ未熟で、伸びしろがあると勝手に思っておけばよい。

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