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絶景に魅せる久米島穴場旅 登武那覇

久米島の穴場に向かおう。

このnoteは筆者の独断と偏見によって久米島の絶景スポットを紹介するものである。その時の思い付きで文章を進めていくので話はあちこに飛び、物語は筆者の旅同様に回り道、寄り道を繰り返すなんとも自由極まりないものとなるであろう。

そんな乗り物酔いしそうな文章が気になってしょうがない方はスクロールを始めてほしい。

さて、今回紹介するのは登武那覇。この場所、未だに読み方もはっきりと分からない。“トンナハ” なのか “トゥンナハ”なのか。沖縄には数々の読めない地名があるけど試しに久米島の難読地名アンケート取ったら登武那覇が難しいランク上位にくるのかな。なんて思ってみたり。そもそも、このnoteのタイトルを書くのに登武那覇の変換を何回間違えたか、ああ、難解。沖縄エリア限定でパソコンの変換機能に “ん→武” って入れてくれないかな。とか。妄想の嵐。

はい、先に進もう。この漢字変換の難しい登武那覇の絶景、穴場を紹介するんだった。

登武那覇。観光としてはちょっと時間のある人か、久米島の歴史の好きな人しか行かない場所なのかもしれない。一周するのにも何となく行きにくい場所だし、看板小さいし、そもそも読めないし。みたいな。

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歴史の好きな人、城跡好きな人にはお勧めスポット。

わかちゃらファンには何とも感慨深い。笠末若茶良。(ガサシワカチャラ)こちらも慣れていないと難読漢字。。15世紀くらいの久米島統一の物語とでも言いましょうか。その中で数々のドラマを生んだのがこのワカチャラ様。賢いし、性格いいし、人望あるし、イケメンだし。完全に出来るオトコ。理想のオトコ。ワカチャラ様は父である伊敷索按司の側妻の子で四男(三男との表記も。。) そしてその完璧さを嫉妬されて。。。

おっと、ここから先の物語が気になったら久米島の中高生が演舞する久米島現代版組踊「月光の按司 笠末若茶良(がさしわかちゃら)」を見てもらったほうがいい。

涙を流すことすら忘れて生きてきたけど、この組踊を見て泣いた。驚くほどあっさりと。周りを見渡して、耳を澄ませば、老若男女、目にハンカチを押し当てたり、鼻をすすったり。

久米島の小学生から高校生までが演じて、歌い、そして踊る。それがとんでもないクオリティ。

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公演中は撮影禁止なので講演後、撮影用?に入り口で踊ってくれた。

しかもこのとんでもないクオリティの公演が無料。ただし、超人気公演なので事前にチケットを役場に貰いに行かなければ会場に入れない。ダメな大人なのでお金払うからいい席くださいよー。って思ってしまうのだが、無料で自由席が島の良さ。

このワカチャラ様が登武那覇グスクの城主だったとか。この組踊を見たら登武那覇に行きたくてたまらなくなる。

で、ここ。登武那覇。

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さて。ワカチャラ様とはここで一度お別れして、穴場紹介に戻ろう。

登武那覇と言えばこの上の写真のイメージなのだが、ここまでじゃモッタイナイ。駐車場と東屋、碑はここにあるけれど。。道は更に上に続いていたでしょう?

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そう、こんな急な坂道が。この写真は見やすいように上から撮ったものだけど、さっきのワカチャラの碑?を更に真っすぐ行くと左に見える急勾配。落ち葉もたくさんあったり木々が鬱蒼としてなかなかこの先があるように思えない。

が、しかし。人生どこに道が拓けるか分からない。だからこの薄暗い不安に負けないようにひたすら前に進む。

そしたら目の前が開けるのだ。

殆ど車の停まっていないサッカーできそうなくらいの駐車場に。ここに車を停めて階段を登る。

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階段を登り切って、筋肉痛を覚悟して右側の斜面を更に登る。

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ここで、更に筋肉痛を長引かせる覚悟で石にクライム。

石の上から、登ってきたほうを振り返ってほしい。



はい、絶景。

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正面。


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斜め右。奥武島。


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右。イーフから島尻。


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左。てぃーだ橋。つむぎ橋。

もう一度正面ずーっと奥にはての浜。

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はい。
こんなにはっきり撮れちゃいます。

この景色を独り占め。何度行っても殆ど人に遭遇したことがない。穴場。絶景。映え。ここに弁当持って行ったら最高のピクニックスポット。

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ハイビスカスも綺麗。夏でも東屋やマツの木陰もあるから弁当食べてそのまま昼寝まで出来る。


もちろん朝も。朝日を浴びて気持ちのいい場所だ。ラジオ体操、散歩、三線練習、ヨガ、瞑想。是非ともこの絶景を見ることができる穴場でしかできないような楽しみを見つけて貰いたい。

段ボール持って行ったらあの斜面滑れそうだけどな。石の上に立ったら空飛んでいるような写真撮れそうだからそれこそ段ボールで羽作って写真撮っても面白い。


さて、今回はこれで終わり。相変わらず載せたい写真をアップしたら尻つぼみ終了。

また次回、久米島のどこかで。

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