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精進料理に目覚める3歩前 #33

完全にこの単語を出してみたいだけなのだが

おばぁEATS

に大変お世話になっている。

別名かめかめ攻撃である。
アナログ時代を延長させているワタクシも
カッコよく現代文明を味わっている気分になりたいだけである。


さて。
このnoteはワタクシがアトピーさんと体調不良さんから逃げ回るために
食事を精進料理の方向に進めていくものである。

あくまでも途中。

なので。
まだお肉も食べたいし
お腹を壊す原因のニンニクも食べたい
小麦粉使って揚げ物も食べたい。。

などなど数々の誘惑に立ち向かいながら
進んでいるような進んでいないような状況を記している。


抜かりないしっかり者のアトピーさんと
万年床に張り付きたいワタクシとの攻防は相変わらずである。

最近天気が優れないのを理由に
アトピーさんを海水浴に連れて行かない日は

必ず。
アトピーさんは
その日の夜になって海水浴に行けなかった気づく。

ワタクシの筋金入りの怠け者根性は認めてくれない。

アトピーさんは海に行けなかったことを嘆いて
右手で大暴れである。

ワタクシは何度もお願いする。
アトピーさんその几帳面な性格をワタクシにも分けてくれ。


冒頭のおばぁEATSである。

電話は向こうからかかってきて
食べ物はこちらが取りに行く。


今回はどうやらバナナが大量に採れたらしい。

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おばぁEATSに料金なんぞ発生しないから
おばぁが持っていけと言うものは
ありがたく全て頂戴するのだが


バナナが大量である。

何なら次のバナナももうすぐ収穫できるから
また取りにきなさい。

と。

この段ボールいっぱいのバナナ。
さすがに全部冷凍するのも
冷凍庫が消化不良を起こしそうなので

ワタクシがおばぁEATSの配達員として
バナナを欲しそうな知り合いのおばぁのところへ向かう。


残りの青いバナナ。
ワタクシはのんびりと熟すのを待てばいい。

などと計画していたのだが
ワタクシの計画など
ほぼあってないようなものである。


翌日。
箱を覗いたら箱の中のバナナは
見事に黄色くなって
おまけにオシャレな黒い水玉模様までつけている。











そんなバナナ


である。



急いでオシャレな衣装を脱がせて
冷凍庫に移動してもらう。

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まだまだ段ボールの中にある。

明日あたりゆっくりと
おやつになりそうなものに変身してもらおう。


そういえば
おばぁEATSからおまけに芋の茎も貰ってきたので
きんぴらにする。

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皮をむいて軽く塩ゆでする下処理まで
全てしてくれてある。

ワタクシは炒めて味をつけるだけ。

おばぁEATS

くぇーぶぅーなワタクシは
これからもとことん甘えて頼って配達員を勤めよう。



さて。
舞台は変わって隣の家である。

隣のおばちゃんはまだ会わせていなかったので
改めてアトピーさんを隣のおばちゃんに紹介する。

こちらがワタクシのアトピーさんですよ。

と。

アトピーさんと初対面のおばちゃんは
目を見開いて驚きながらあいさつをする。

ワタクシが軽くアトピーさんの経歴や性格
ゴム手袋や湿気など好きな物について紹介した。


あいさつを済ませたおばちゃんは
アトピーさんに初対面の記念に手土産をくれた。

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EM洗剤。

何ぞや。
ワタクシも初めましてである。

まず最初に
手にやさしいと書かれているではないか。


あんたこれなら刺激も少ないし
環境にもいいから使ってみなさい。と。

ちんぷんかんぷん 状態のまま
家に帰ってGoogle大先生に即質問である。

Google大先生の回答を頂いたところで
ワタクシのちんぷんかんぷん状態にあまり改善がみられない。


洗濯、掃除のお手伝いをしてもらうところから
EM氏との付き合いを始めていこう。

隣の家に遊びに行けば
料理上手のおばちゃんの手料理が
次々と止まることなく出てくる。

そう、これぞカメカメ攻撃である。

この日に出てきたのはこれ。

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マグロをすりおろし生姜で煮付けたもの。

これを大量に作りおきしておけば
シーチキン代わりになんにでも使える
おばちゃん特製万能保存食である。

おまけに冷凍保存まで可能だ。


ほほう。


以前ワタクシは缶詰卒業をも計画して
手作りシーチキンに挑戦したのだが
何だかシーチキンに程遠いものが出来上がったので

容量の限られたワタクシの脳みそからは
その試みの記憶すら台風と一緒に飛ばされかけていた。

これならばオリーブオイルやローレルなど
カタカナの材料を使わず済むので
ワタクシにも作れるであろう。

3歩進んだら忘れるワタクシである。

そして幸いここは隣の家である。

歩数が多ければ忘れる自信だけはある。


門を出て歩道を歩かずに
隣の家から平穏に塀を乗り越えて帰宅して
マグロの生姜煮を作り始める。

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完成させて
シーチキン状にして保存しよう




とはした。


保存する前に試しに味見をしなければならない。
ごはんに合うかどうかも味見して確かめなければならない。

この味見作業を丹念に繰り返していたら
何故かタッパーは空になっていた。


どうやらマグロが大量にある日に
もう一度作った方がよさそうである。



相変わらずあっという間の2000文字。
ワタクシを経由すると
どうも文字が自由行動する傾向にあるらしい。


駄洒落に回り道、寄り道をしながら飛び出していく。



今回もまとめて最後に
他の食事を紹介しようかい。

前回も紹介したヤギの大好物で
アトピーさんに振り回されるワタクシの味方
センダングサ。

香りも強めなのでこちらではあまり見かけない
三つ葉の存在を思い出して衣笠丼に入れてみる。

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衣笠丼合格。


青臭さを感じてしまうとどうしても思い出す
陽気なヤギさんの顔は思い浮かばない。

豆腐を冷凍させて水分を抜いて作った
豆腐ハンバーグ構想でも
いい香草として働いてくれた。

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大根なんぞないので
玉ねぎをすりおろして火にかけてアリシンとお別れして
たれを垂れ流す。

せっかくなので作り置き。

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お腹掃除し隊のこんにゃくさんは
黒糖のコクと旨みを活用した味噌で食す。

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黒糖のコクと旨みを更に活かして
おやつはお揚げラスクにする。

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それでは今回はこの辺でおしまい。
ワタクシにはバナナが待っている。
そんなバナナを活用しよう。

それではまた次回。


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