タマネギの宇宙
■シモタマが好き
私の住む神奈川県の西湘のあたりでは、この時期、とびきり美味しい野菜がとれる。
それは、タマネギ。
下中タマネギ（シモナカタマネギ）と言うとっても甘いタマネギ。略してシモタマと呼ばれている。
この辺りの人はみんなこの時期を楽しみにしている。
生でも美味しいけれど、特に私はレンジでチンして食べるのが好き。
フルーツのように甘くてトロっとしていて、それを食べる時間は悶絶タイム。
大量に買ってきては切らせないようにストックしている。
嬉しいことに育てている方からいただいたりすることも。
■タケノコそしてタマネギ
ご近所さんからタケノコをいただいて、その姿に魅了されてシャッターを切り続けた記事をアップしたのは５月の始め。
note編集部のお気に入りにピックアップしていただいたので、たくさんの方に見ていただいています。
今もなお、たくさんの人にアクセスしていただいていています。
ありがとうございます。
そしてまた。
やっぱり。
私は撮りたくなってしまったのです。
今回は、そう、タマネギを。シモタマを。
だって、こんなに美味しいものは、撮っておきたい。
こんなに美味しく作ってくれる農家さんに敬意を表して撮って残しておきたい。
■タマネギの魅惑
タマネギを見る。
見る。
面白い。
美しい。
見慣れているけれど、改めてよく見てみると、魅惑的だ。
一回見つめだすと、もう、撮る手が止まらない。
薄皮はまるでベールのようにも見える
お尻の方をシュッと切ってみたら
あふれる
あふれる
滴る
ペロっとなめてみると
甘い
薄皮のちょっと内側の皮を一枚剥がしてみると
それはもう
海の波のようであり
川の流れのようでもあり
氷山の輝きのようでもあり
これは一番のお気に入りの写真
花のようでもあり
そしてやっぱり
その魅力は無限大過ぎて
宇宙のようだ
タマネギは宇宙だ！
野菜は宇宙だ！
と思うのです。
特に、最後のカットの作品は、お花みたいだなあと思いながらシャッターを切りました。
薄皮が花びらのように妖艶で、なんだかもう、誘惑されているような気分になる。
引いて撮るとこんな感じ。
お尻の方を向けて、タマネギの皮を向いて花びらのように撮りました。
そして、シモタマは今は私の胃袋の中に。
至福の時間なのでした。
ふふふ。
■私のお気に入りのお店
ちなみに。
私はいつも、ポンコツファームさんから購入しています。
現地に買いに行くのですが、これまた店員さんが面白くて最高なんです。
美味しいので、これは誰かに伝えたいと思い、実家と妹の家に送りました。
両家にアンケートをとったところ、レンチンでお醤油と鰹節をかけて食べるのが一番人気でした。
ちなみに私のお気に入りレシピは、
タマネギの皮をむいて８等分くらいに包丁を入れ、ふわっとラップをして電子レンジ600Wで9分加熱。お醤油と鰹節をかけて出来上がり。驚くほど甘くトロっとしたタマネギを食べるのは悶絶タイム。
もう一つ。
上記のレンチンをして、お塩とオリーブオイルを少々入れてジューサーでサラサラに。それはもう極上のスープです。ちなみに我が家はお塩ではなく塩麴、ニンニクをコンフィしたときのオリーブオイルを入れています。ディナーが至福タイムに。
今日もごちそうさまでした。
ふふふ。
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