見出し画像

町×企業×学生で取り組むSDGs

こんにちは。やまけん(けんちゃん)です。
年が明けてしまいましたが、少しずつこちらへ思い出と共に協力隊の活動を振り返っていきたいと思います。
今回は2020年の7月から9月にかけて行ったSDGsの取り組みのお話です。

そもそもSDGsって何?
なんて思う人もいるかもしれませんので、下にURL貼っておきます。

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の頭文字をとったものです。SDGsは2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟国の193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標になります。

最近はCMなどでよく見かけますね。取り組む企業もどんどん増えてきています。

濁川地区の民間所有林の伐採

画像1

この日は、地元の森高校の生徒ともに間伐材の伐採をしました。
高校生に伐採の様子を見せたり、実際に伐採を体験してもらいます。また、伐採後の枝打ち(※)や輪切りも自分たちの手で行います。

※枝打ち・・・余計な木の枝を切ること

画像2

伐採後は、すぐ近くの製材工場へ

伐採後は、その丸太がどのように材料に変化していくのかを見学します。
そして、製材され綺麗になった材料は乾燥機へ入れます。
この後、僕が制作し、仕上げを高校生と行います。

今回作るのはピンバッジ

乾燥終了後は、レーザー加工機で指定の形に切り出し、印刷を行います。

画像3

高校生と最後の仕上げ

加工が終了し、9月の中旬に仕上げ作業を行いました。
最後はみんなで金具を取り付けと検品をします。

バッジ3

その数なんと4,000を超える数です。。。

バッジ2

バッジ

最後に

本来間伐材は、細い状態なので製品などには適していません。割り箸にはよく利用されてるようです。
製材してみると節や虫食いや腐っていたりした部分も多くありました。そういった間伐材ですが、持続可能な取り組みとして有効活用を提案するのはとても重要で、SDGsの取り組みとも一致しています。高校生にとってSDGsは馴染みのない言葉だったかもしれません。
しかし、今回間伐材の伐採から、実際に製品になるまでの流れをやってみて、持続可能な取り組みを知る、そして林業の様子を知る、製品が出来るまでを知る、それぞれがとてもいい経験になったのではと思います。
僕自身もSDGsについて、改めて何ができるか、見つめ直すきっかけにもなりとても良かったです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?