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強い力と弱い力 はじめに 7


幻冬舎新書の「強い力と弱い力 ヒッグス粒子が宇宙にかけた魔法を解く」を読みながらノートをとったり、まとめたり感想を書き留めたりしています。


素粒子の理論、「標準模型」では「電磁気の力」、「強い力」、「弱い力」の3つの力を考えます。3つの力のうち、電磁気力の仕組みが解明されたのが一番古く、19世紀の後半、マックスウェルによってでした。一方、強い力と弱い力の仕組みがわかったのは1960年代から70年代にかけてのことだそうです。思いの他最近のことなんですね。

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電磁気の力、強い力、弱い力の3つの力をすべて説明できる理論が標準模型です。標準模型では3つの力はどれも同じよな仕組みで働くと考えられています。それだけでなく、ビッグバンが起こった頃には、どれもが同じ性質だったと考えられているそうです。ある力が138億年の間に性質が変わってしまった、ということでしょうか。

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もともと同じものだった3つの力が、なぜそれぞれ違う性質になっていったのかを理解するために考え出されたのがヒッグス粒子でした。

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この本、もう随分読んでる気がしますが、まだ「はじめに」の項なんですよね。いろんな疑問や驚きが詰まっています。








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