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我々はなぜ我々だけなのか 第1章 2

講談社・ブルーバックの「我々はなぜ我々だけなのか アジアから消えた多様な「人類」たち」を読みながらノートをとったり、まとめたり感想を書き留めたりしています。

初期の猿人の次に現れたのが猿人でした。「現れた」と書きましたが、この表現が正しいのかはあまり自信がありません。人類に限らず進化っていうのは、猿が進化して猿人になって原人になって、、と直線的に起こるものではないという話を聞いたことがあるような気がして。そういえば以前に恐竜の本を読んだ時も、そんなここが書いてあった気がします。なので、表現の仕方は定かではありませんが、「初期の猿人」の次は「猿人」です。


猿人は木から降りて、常に二本足で歩くようになりました。樹上生活から地上への生活へと変わったのはなぜなんでしょう。地上は見晴らしもよくて猛獣とかに襲われやすいように思います。木の上のほうが敵も少ないし、木の実や果物を食べていれば、地上に降りてくる必要はなかったように思うんですが。それとも地上といってもいまのゴリラのように、木々に囲まれた森林で暮らしていたんでしょうか。


猿人には「非頑丈型猿人」と「頑丈型猿人」の二つのグループがいました。最初に現れたのは「非頑丈型猿人」でアウストラロピテクス属が有名です。身長は120センチメートルくらいで、脳は約400cc。

一方頑丈型猿人は頭骨にとさかのようなでっぱりがあったり、頭が横長だったり、私たちや、私たちが知っている類人猿とは随分違った見た目をしていたようです。


アフリカを出ることはなかったものの、樹上生活を捨て地上へと新たな世界を目指しだした猿人たち。いろんな姿をとることで、新しい環境を生き抜いていく術を模索していたのかもしれないですね。

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