強い力と弱い力 はじめに 8


幻冬舎新書の「強い力と弱い力 ヒッグス粒子が宇宙にかけた魔法を解く」を読みながらノートをとったり、まとめたり感想を書き留めたりしています。

やっと今回で「はじめに」の項が終わりそうです。はじめにの項では、ミクロの世界で働く「電磁気力」「弱い力」「強い力」の3つのうち、弱い力が私たちの生活にどんなふうに影響しているかを、例をあげながら説明されてきました。

このあとはいよいよ本章に入り、素粒子の標準模型の構築について、またその中でのヒッグス粒子の役割についてのお話が展開されるようです。

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著者はここで湯川秀樹の言葉を引用しています。

未知の世界を探求する人々は、地図を持たない旅行者である。



また、アインシュタインとそのお弟子さんが書いた「物理学はいかに創られたか」という本のなかでは、科学者を「自然という推理小説」の読者に例えているそうです。

科学者というと堅くて真面目な印象だったんです(すみません科学者の方)が、本当はとてもロマンチックな方々なのかも。


この本では読者の私たちも科学者のように、この推理小説を楽しめるようにと、粒子とそれらに関わる力の「粒子相関図」と素粒子に関する事柄の年表を載せてくれています。


「粒子相関図」と「素粒子物理学年表」を手に、いよいよ本編へと乗り出します。









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