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記事一覧
151025 煙の僕ら
A
手を差し伸べて、近くの遠く
夜を行く列車の音(ね)がきこえる
抱きしめて、遠くの近く
雨上がりの土の匂いがする
ここがどこかを忘れても
僕は何かを信じられるかな
B
愛に名前を付けたから
僕らはまだ気づかない
でもすっかりおかしくなっちゃったよ
愛に名前を付けたから
僕らはもうわからない
C
求めるものを求めるままに、さあ
忘れたって、忘れなくても
全部がここにあるままで
その名前も置いて
150810 夜の底で泳ごう
A
空が暑くて重いから
夜の底を泳ごう
サングラスを掛けてこうよ
アスファルトの影が揺れる
この足取りで泳ぐ
この足取りで泳ぐ
B
隙間からあの空を見上げるんだ
何てここと違うんだろうか
何でここは底なんだろうか
何が間にあるんだろうか
何が間にるんだろうか
A
風が温(ぬる)くて重いから
月の影を漂う
吐いた息が空へ浮遊し
伸ばした手に音が溶ける
それを掻き分けて招く
それを掻き分けて泳ぐ
150810 子供の知ってる知らない大人
あなたは子供の知ってる
知らない大人でした
顔は知りません、名前だけ
声は知りません、言葉だけ
なのにずっと同じ時代を生きている人でした
あなたは大人になっても
覚えてる大人でした
お顔は存じ上げています
お声は伺っております
やはりお目にかかった事は無いのですけれど
教科書を先生が褒めました
漫画を友達が笑いました
テレビはこの人が優勝だと言いました
僕はまだあなたを知らない
けれど
二十
150615 穴なのだ
A
大事なものは穴なのだ
手で触れない穴なのだ
穴の形が問題だ
はまるかどうかが、ねえ心配だ
A
大事なものは穴なのだ
残ったそれは穴なのだ
何も無いから心配で
いつまであるかが、ねえ問題だ
A
人間だって穴なのだ
あの子もあんな穴なのだ
抱きしめられずにもどかしい
何も出来ずにもどかしい
B
あなたの事を思うたび
僕の穴には風
穴、穴、夢でひとつに
C
肉と骨、血と心、土と木、
150719 たてまつられたひと
お父さんは帰ってこないのよ
神様になったからね
ほかのおうちではお盆にくるよ?
ほかのおうちでは仏様なのよ
ほかのおうちとうちはちがうの?
ほかのおとうさんのうちはちがうの?
お父さんはお父さんよ
うちのひとよ
お父さんはお父さんよ
お父さんは昔こどもだったし
お父さんにもお父さんがいる
しんじゃってお父さんじゃなくなるなんて
変ねえ
お父さんはお父さんよ
さいしょからずっとよ
お父さんはきっとあ
150326 触っておいで
A
歴史を語る その声は 音読
歴史を守る その声が 民族
誰の声が 誰の声で いつもそれを 朗読
誰が記す 誰が語る なのに今も叫ぶ僕
B
物語に騙されるな
論よりも証拠がそれだ
物語は手渡せない
一番遠い所への誘い
君がそれを触っておいで
B
物語を印にするな
論より証拠がそれだ
織り目の手ざわりが
心の底で繋がってる
時の砂が集まるところ
C
誰のせいで 誰の禊が
誰が築く 誰が満
"What a Wonderful World” ウクレレ版
ひとつ前にアップしたノートのウクレレ版です。この夏にウクレレの弾き語りにでも挑戦してみようかな!という方向けに。(内容の正しさに保障を付けられないですけど、まあやってみたらきっと楽しいですよー。)
[A]と[A’]はメロディーとかがほとんど同じ、[A]と[B]とは違う感じだよ、という意味です。
最初に「スリーコード版」と次に「少しだけコードが多い版」とがあります。
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What a Wonderful World (簡単コード)とカバキーニョのコード押さえ方
前にアップしたのの改訂版です。
間違いのところをとって(とはいえまだちょっと不自然なんですけれども)、より単純にしました。
[A]と[A’]はメロディーとかがほとんど同じ、[A]と[B]とは違う感じだよ、という意味です。
最初に「スリーコード版」と次に「少しだけコードが多い版」とがあります。
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>
> ルイアームストロングさんで有名な歌で曲です。
>僕
150704 夏が始まりそう
[A]
夏が始まりそう
麦わら帽子、買いたい
どうかな、今年の日ざし
くつの中の指はまだ白いね
[A']
夏が始まりそう
まるで音を立てて葉が伸びた
子供の時の日記は捨てた?
めくる先に無い未来だ、今日も
[B]※
夏の白い雲
夏の光る木漏れ日
夏の遠くのサイレン
夏のその先の約束
袋に詰めた夏の洗濯物
[C]
全部ぜんぶ思い出だろ
全部ぜんぶ消えただろ
日焼けした少年の勇気も
素足の少女の
150707 景色と
[A1]
C G7
あのとき仕事をやめて
F C
結局は良かった
F C
笑顔をつくらず
F C
君は言った
[A1]
前なんか見ちゃいない自分に
気が付いたよ
笑顔と共に
君は言った
[B]
F Em
今だって前なんか見ちゃいない
F Em
だれだって前なんか見ちゃいない
F F
150716 風の人
[A]
C Em C Em
あなたはたたずんでる
C Em
風が吹いて
C Em
影が揺れても
C Em C Em
あなたはそこに たたずんでる
C Em C Em
あなたは 生きている
[B]
F Em F Em
あなたは風の人だよ
C Em F Em
遠くの楽団の音を運ぶような
[A]
あなたはまどろんでる
雲が流れて
光が変わっても
あなたはそこ