151025 煙の僕ら

A
手を差し伸べて、近くの遠く
夜を行く列車の音(ね)がきこえる
抱きしめて、遠くの近く
雨上がりの土の匂いがする
ここがどこかを忘れても
僕は何かを信じられるかな

B
愛に名前を付けたから
僕らはまだ気づかない
でもすっかりおかしくなっちゃったよ
愛に名前を付けたから
僕らはもうわからない

C
求めるものを求めるままに、さあ
忘れたって、忘れなくても
全部がここにあるままで
その名前も置いていっても良いの
煙みたいな僕らさ
煙みたいに

C
留まるものも動いているから
忘れたって、忘れなくても
ダンスはいつも終わらない
その手を開いてみても良いの
煙みたいな僕らさ
煙みたいに


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しさく。

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