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6/25勉強会「ふりすくさんのお話」感想

【お礼と感想です~6/25勉強会「ふりすくさんのお話」】
不登校支援をとらえ直すシリーズ第5弾「ふりすくさんのお話」は、精神科「みよしクリニック」さんが運営するフリースクール「ふりすく」の三好好枝先生(精神保健福祉士)にお話いただきました。随時、皆さんの感想や、サポートいただいている大学生によるレポートを投稿してまいります。今回も学びの深い時間を共有してくださった三好先生、宮崎大の竹内元先生、参加者の皆様に心より感謝申し上げます。

~参加者の皆さんの感想~
○1○
気になっていたので、本日このような機会をいただけてありがたかったです。(ただ、ふりすくを知ったのはつい最近でした。教員をしていましたが、情報を得られていませんでした)
このような場所があること、このほかにも不登校の居場所づくりに努めている方々のことを広めていく一人になっていきたいと思います。
苦しんでいるお子さんや保護者、先生方、一人でも多くの方の悩みが軽減されることを願っています。私も活動していきます。

○2○
本日はお忙しい中、お話をしていただき、ありがとうございました。今回のお話を聞き、教育学部生としての責任を感じました。これからどう学んでいくべきなのか、考えていくべきだと思いました。
チーム医療、チーム学校と言われますが、今の私にはどう「チーム」をつくるべきなのかは見えていません。
今回、まずは、自分に素直になることなのかな、と少し光が見えたように思います。

○3○
貴重なお話をありがとうございました。その子に合わせて(親も)相談先がいろいろと選べるよう、環境づくりの大切さも痛感しました。

○4○
「理解が得られず、苦しい思いをすることがあるかもしれない」「自分なりの成長を自分なりの幸せ」という言葉が心に残りました。

○5○
民生委員として小学校から不登校の子どもについて報告を受ける機会があります。不登校の子供に専門性やカウンセリングも必要でしょうが、まず、支援者の大人が信頼できるチームであることが大切だと思います。フリースクールを卒業した子どもの居場所も気になるところです。こんなに生きづらい世の中にあって生活していけるのか、不安を持ちました。

○6○
フリースクールのお話でしたが、子育ての中にそのまま生かせるようなお話でした。細やかに丁寧に時間をかけたリハビリをされているのだと分かり、そのような場所につながれる機会がもっと増えたらいいなと思いました。一方で、増やすことの難しさも考えさせられました。ありがとうございました。

○7○
不登校に関わることだけでも非常にさまざまなケースがあって、その一つ一つにもいくつもの対応があるように思いました。その中でも適切だと思える対応が「選べる環境」を増やすことが大事だと思いました。まずは知ることからかと感じました。テレビやネットの中ではない、生の声を聞くことができて良かったです。

○8○
本勉強会を公式サイトで知りました。ふりすくの説明スライドが分かりやすかった。スライドの配色がとても綺麗だった。事例を複数取り上げていただき、理解しやすかった(山内による注釈:勉強会では個人情報を守るため、実際の事例をアレンジした内容をご報告してくださいました)。もし可能であれば本日のスライドデータがいただきたい。家族での共有のため。フリートークでの議論も有意義だった。オンライン開催も準備してあり参加しやすい。
初めて参加したが、このような勉強会があり、感謝しています。心が楽になった。良い情報収集ができた。山内先生の立場からの教員・校長の話は、今向き合っている問題と合致する部分が多く感じられた。

○9○
みよしクリニック様の取り組まれていることは、素晴らしいことだと思いましたが、このような施設が少ない専門医者が診察などしてくれる施設が少ないのは課題だと感じた。小学生の診察まちが秋ごろも複雑な気持ちになった。

○10○
竹内先生の話から、事実を認めようとしない教員がどのようにして生まれたのかを感じれた。このような学び・意見交換の場が無料で利用できありがたい。主催者・先生方のお話が聞き取りやすく、理解しやすい内容であった。

○11○
とても勉強になりました。特にチーム医療のお話がとても印象に残りました。専門家の方々が協力して子どもたちに関わってくれるのは保護者も本人たちも安心だろうなぁと思いました。また三好先生の熱い思いを感じることができ、私もまた頑張ろうと思うことができました。

○12○
私も通うみよしクリニックさんでこのような不登校支援がある事を知りませんでした。先生のゆっくりしたお話し聞きやすかったです

○13○
不登校を含め、どの子ども達も幸せな人生を歩むことが大切だと改めて感じました。フリスクさんが、子ども達が社会で居場所を見いだせることをゴールにお考えのことが伝わり、気持ちが温かくなりました。

○14○
支援者がチーム体制であること。そのチームが多様性の受け皿そのもになるんだと今日のお話を聞いて感じられました。ありがとうございます。不登校の子の中にはゲーム依存の子も多く、どう考えても県北・県央・県南で核となるこどもの医療体制も必要と感じる中、丁寧に対応されている様子にうらやましくもあり、希望にも映りました。

○15○
「ふりすく」の存在は当初から知っていたものの、どんなことをしているのか、どんな考えのもとやっているのか、情報がなかなか入ってこないので実際の様子を聞かせていただき良かったです。教育とはまた違う立ち位置から支援されていることがわかりました。
保護者や子どもたちには多様な頼る場所があった方が良い、という意見には賛同しました。
「チーム学校」「チーム医療」など、最近は多職種連携が重要とされていますが、実際には考え方の差が業種、職種ごとで異なっており、連携をうまく図っていくことは想像以上に大変だと教員在職中も心理師になった今も感じています。
各人によって大切にしたいこと、それまでの人生経験、色々違うからなのでしょう。自分と違うことに価値を見出す社会になればもう少し変わるのかもしれませんね。

○16○
いわゆる精神科領域でいうところの児童思春期デイケアが不登校の子供の受け皿になっているのだと理解しました。ただ、個別化、共感、受容など学校に行きずらくなったり、気持ちが落ち込んでいる子供たちへの対応にとって必要なスキルは、学校の先生より、ソーシャルワーカーや心理士などの、医療・福祉職の方が得意なのだと思いました。

○17○
たくさんの学びがありました。ありがとうございました。
不登校(傾向)生徒に対しての接し方の大切さ、色んな人たちで関わり,子どもが心開ける人(選ばれた人)が信頼関係を待ち、子どもが話せる大人を増やせるといいなと思いました。
待っ大切さ、認めてあげる,自分を大切にする気持ち。また、学ぶという向上心。
失敗や出来なかった事を気付き、人に言って失敗を認める事から、出来る様になる事が増えるなどなど勉強になりました。

○18○
私は医療業界から、思いがけず学校の組織に入ってきたものです。まだ学校組織に入ってきたばかりですが、教員の方が一人で抱え込んでいらっしゃるなと感じることもありました。
まずは児童、生徒に直接働きかけるよりも、保護者や教員に対する支援者支援が必要だと感じているところです。
竹内先生から、教員の方々の一人で対処しなければならない事情をお聴きし、なお一層、教員の方々の気持ちに寄り添い支援していく必要があるなと感じたところでした。
フリスクさんの活動は、医療・フリースクールと学校をつなげ協働する役割もあり、これをモデルとした施設がたくさんできるといいなと感じました。 貴重なお時間を頂き、学びを得ることができましたことを感謝申し上げます。

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