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正義の樫の木:聖書をめぐる旅 5/10

5/10 (火) 
 人生の目的は?と聞かれたら、何と答えるでしょう?
それを探し続けるのが人生だという方もいました。
幸せになること、という方もいました。
私が聖書から受け取ったことは、神様の栄光を現すことです。
私のアイデンティティにつながる御言葉、仕事を導く御言葉をご紹介します。

イザヤ書60章 

1起きよ、光を放て。
あなたを照らす光は昇り
主の栄光はあなたの上に輝く。
2見よ、闇は地を覆い
暗黒が国々を包んでいる。
しかし、あなたの上には主が輝き出で
主の栄光があなたの上に現れる。
19太陽は再びあなたの昼を照らす光とならず
月の輝きがあなたを照らすこともない。
主があなたのとこしえの光となり
あなたの神があなたの輝きとなられる。
21あなたの民は皆、主に従う者となり
とこしえに地を継ぎ
わたしの植えた若木、わたしの手の業として
輝きに包まれる。
22最も小さいものも千人となり
最も弱いものも強大な国となる。
主なるわたしは、時が来れば速やかに行う。

 起きよ、光を放て!
これは眠っている者に対する警告であり、
光を放つことを忘れている者に対する、命令でもあります。
自分が眠っていることに気付かず、
自分が光を放つ存在であることを忘れている者とは、誰でしょうか?
あなた方は、世の光であるというイエス様の言葉を思い出します。
私たちの中で眠らせたままの賜物は?
光として輝くモノがなかったでしょうか?
主にあるアイデンティティに立ち返った時、
また神様の視点からみた自分の存在の価値に立ち返った時、
罪やできないという問題をかなぐり捨てて、立ち上がる時だと思いました。
天の御国につながる者に、約束されている恵みは素晴らしいです。

イザヤ書61章

3シオンのゆえに嘆いている人々に
灰に代えて冠をかぶらせ
嘆きに代えて喜びの香油を
暗い心に代えて賛美の衣をまとわせるために。
彼らは主が輝きを現すために植えられた
正義の樫の木と呼ばれる。
4彼らはとこしえの廃虚を建て直し
古い荒廃の跡を興す。
廃虚の町々、代々の荒廃の跡を新しくする。
9彼らの一族は国々に知られ
子孫は諸国の民に知られるようになる。
彼らを見る人はすべて認めるであろう
これこそ、主の祝福を受けた一族である、と。
10わたしは主によって喜び楽しみ
わたしの魂はわたしの神にあって喜び躍る。
主は救いの衣をわたしに着せ
恵みの晴れ着をまとわせてくださる。
花婿のように輝きの冠をかぶらせ
花嫁のように宝石で飾ってくださる。

 彼等が正義の樫の木と呼ばれるというくだりは、私が仕事で関わる人たちに抱いているビジョンです。
若者、子ども、大人、様々な世代の方と関わりますが、すぐに分かり合える方も話の通じにくい方もいます。また、人と関わると嬉しいこともあれば大変なこともあります。
でも、私が関わった人がやがて正義の樫の木として、廃墟の街々を建て直す存在になることを私は信じています。
難しい方であればあるほど、難しい領域で粘り強く活躍してくれることを信じています。
これを信じてからは、どんな方と関わっても、嬉しくなります。
 そして、今思わされているのは、私自身も正義の樫の木として、用いられる存在であるということです。
 本日、noteを見ていただいた方々にも、正義の樫の木の希望が溢れますようにお祈りします。

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