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敏感でつらたん

 わたしの周りの人は敏感な人が多い。音。ひかり。湿度。匂い。気圧。電磁波。味。色。言葉etc。少しでもズレが生じると発熱してたり、体調を悪くして寝たきりになったりする。こう書くと敏感である事はマイナスの要素ばかりに思える。しかし、敏感ということは空気をよむ才能に長けている。この才能はステージの上では大いに役に立つ。お客さんの持っている色や体温が少しづつ変わったら、その場にあったパフォーマンスをしてみようとする。すると、会場は多いに盛り上がる。

 ほかにも色に敏感な人は、映像や写真などのでビジュアルに特化した能力を持っている。おなじカメラやパソコンを使っても、この人が撮るとどうしてこんな色味の作品になるのだろうとただ嫉妬した。人はそれをセンスと簡単な言葉で切り捨てる。

 敏感でセンシティブな感受性をつかって、仕上げたパフォーマンスや作品が好きだ。それは存在してるだけで、ただ眩しい。生きづらさの中で見つけた、光のようにあたたかい。

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