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タイニー・ファニチャー
レナ・ダナム主演/監督の映画「タイニー・ファニチャー」をみた。レナ・ダナムは大ヒットテレビシリーズ「GIRLS ガールズ」の監督だ。ミレニアル世代(1980年~2000年代生まれ)の本音がつまったこのドラマは世界中で多く反響をよんだ。
「GIRLS ガールズ」の原点とも言える長編映画「タイニー・ファニチャー」はしんどい。どうしんどいかと言うと、ニューヨークの真ん中で職なし、夢なし、居場所なし、恋人なし、17歳の出来のいい妹とは常にくらべられる。家族仲の不和。それにくわえ、主人公にリアルな悩みが次々とおとずれる。まるで、息をとめてスクリーンをみているようだった。
そんな中でも、抗って生きるレナ・ダナムの姿に勇気をもらった。映画館の暗闇の中で、私にもしんどい時期があったことをわかって欲しい。知って欲しいという悲鳴がきこえた。コンテンツとして消費されない。現実をつよく生きるための映画体験だった。
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