見出し画像

\本日の特選素材~豆タカベ/

ようやく来ましたぁ~!!
ほぼ1年ぶりに小さなタカベの干物を作ります♪

そうそうこの時期なんですよねぇ~。真夏のクソ暑いときに一番脂がのる魚なんです。脂があるのはもちろんのこと豆アジと違ってタカベにはゼイゴがないので頭から骨まで丸ごと食べても邪魔をする部位がない!! 私的には豆アジよりも食べやすいと思っています。

最近になってタカベは評価が上がってきましたが、その昔は全く価値の無い魚だったようです。

それはなぜか?

実は゛脂があるから不味い゛ということなんです!!
今とは全く逆ですよね!?

昭和の30年くらいまでは脂のある魚は基本的に今のような価値は全くありませんでした。それが昭和30年代を境に急に脂がある魚が美味しい、と評価が逆転して今では脂のある魚が価値があるとなっています。

その急激な変化をもたらした物・・・それは「冷蔵庫」もしくは「冷凍庫」です!!

それまでは゛冷やす゛と言う行為は氷を使わないと出来ませんでした。ですので以前は街中に「氷屋」というのが存在して各家庭に氷を運んでいました。その氷を入れる箱があってそれで冷やしていました。当然、氷が無くなれば冷えません。
さらには毎日氷屋から氷を運ぶとなるとかなりコストもかかるのでこの冷蔵庫をもっている家庭も少なかったようです。

冷やしていないと脂は酸化してすぐに不味くなってしまいますので、美味しい魚は脂のあまりない魚だったようです。

タカベ以外にも昔は安かった物としては「マグロのトロ」や「のどぐろ」など、今では一般庶民には手の届かないほど高い魚ですが、冷蔵庫の無い時代は捨てられることもあるという所謂゛雑魚゛だったようです。ホントに技術の進歩には感謝しなくてはいけないですね!!!

ここからは興味の無い方は読み飛ばして下さい。

さて、話は変わりますが、最近記載した「海の見える場所での生活」のメリットとデメリットについて、メールなどで質問があったのでここで記載します。

まずはデメリット

①海の見えるところは塩害が凄い!!
なにしろ全ての物が錆びます!? また、機械装置は耐用年数もたないことも・・・。

②洗濯物に海の臭いがする。
潮風の影響で洗濯物も潮のにおいがします。柔軟剤もあまり効かず畳むというよりは゛折る゛感覚です。

③波の音で眠れない、さらには波で家が揺れる。
新築した今ではあまり感じなくなりましたが、以前は台風などが来ると波の音が凄くて眠れない時がありましたし、さらには家がずっ~と揺れている感じでしたね。

④海に感動が無い・・・。
もしかしたらこれが一番のデメリットかもしんない!!
ほとんどの人は海を見ると「うわーー海だ!!」と感動するようですが、小さいときからこの景色を家から見ているとすでに当たり前の景色なのであまり感動がない・・・。
特に彼女や彼氏と海に行ったときにはこれは要注意なんですよねぇ~!?

ではメリットは

①海が見える
小田原では水平線から日の出が見れます!! これは全国的には珍しいようです。

②浜で遊べた【過去形です・・・】
以前は小田原は゛砂浜゛だったのでここが遊び場でした。野球もできたくらい広い砂浜だったんですよ。今では岩場といってもいいくらい小石ばかりで砂浜が無くなってしまいましたが・・・。

ずっと住んでいると海の見えるところはやっぱりメリットは少ないんですよねぇ~。
個人的には海は「行く」ところであって「住む」ところではない、というのが結論なんですよねぇ~。

魚とは全然違う話になってしまいましたが、友達からメールで質問を受けましたのでちょっと記載してみました。

さて、明日は休みなのでオリンピックでも見ながらこの豆タカベの干物で一杯!!
メダルの場面なんか見れれば最高ですな!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?