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校外学習の乗り物酔い対策!乗り物酔いしやすい教員がやっている対策と過去の失敗談!

みなさん、乗り物酔いしたことがありますか?

僕は子どもの頃から乗り物酔いがひどく、家族旅行や学校の校外学習などでたびたび体調を崩してきました。
※家から数分のスーパーへ行く間にも乗り物酔いしてしまったことも

教員になってからは、校外学習や修学旅行を引率することが増え、自分が乗り物酔いしている場合ではなくなってきました。

今回は、めちゃくちゃ乗り物酔いしやすい僕が、校外学習などの際にやっている乗り物酔い対策と、過去の失敗談を紹介しします。

乗り物酔いに苦しんでいる方や、身近な人や自分のクラスに酔いやすい児童・生徒がいる先生の参考になれば幸いです。


(1)酔う原因と一般的な対策

乗り物酔いへの対策を考えるには、乗り物酔いの原因を知っておく必要があります。まずは、乗り物酔いが発生する原因を見てみましょう。

乗物酔いは、「動揺病」とも呼ばれ、車やバス、電車、船など乗物の揺れ、不規則な加速・減速の反復が受ける内耳(三半規管や耳石器)からの情報と目からの情報、体からの情報を受けた脳が混乱することによって起こる自律神経系の病的反応で、めまいや吐き気・嘔吐などの症状があらわれます。また嗅覚からの不快感やストレス・不安などの精神的因子も乗物酔いに関与していると言われています。

エスエス製薬 アネロンHPより
アネロンのパッケージ
薬局などで見かけた方も多いのでは?
子ども用もあります

酔い止め薬を販売しているエスエス製薬のHPによると、乗り物酔いは"三半規管からの情報と目や体からの反応が異なることで脳が混乱することで発生する"ようです。

その他に、嗅覚やストレスなども関係しているようですね。

乗り物酔いの主な症状としては、

酔いの前兆
乗物酔いの兆候として、まず「めまい」や「生あくび」「生つば」などの初期症状が現れます。

症状の発症
次第に「頭痛」「顔面蒼白」「冷や汗」「吐き気」「胃の不快感」といった諸症状をもよおします。

症状の悪化
乗物酔いの症状が悪化すると、「嘔吐」を引き起こします。
あまりにも嘔吐を繰り返すと、脱水症状になる場合もあります。

エスエス製薬 アネロンHPより

のような段階があり、自分は嘔吐もまりと頻繁に経験しています。

乗り物酔いの一般的な対策・予防方法としては、

・シーン別の乗物酔い予防法
・三半規管を鍛えて乗物酔いを予防!
・乗物酔いにオススメの食べ物・飲み物
・乗り物酔いに効くツボ
などが挙げられています。

また、乗り物酔いしてしまった場合の対処方法は、

乗り物酔いに悩んでいる方は、参考にしてみてください。

薬の選び方も紹介されています。

(2)過去の乗り物酔い経験

次に、幼少期からこれまでの乗り物酔い経験のうち、特にひどかったものをまとめていきます。

小学生の頃、友達の家に遊びに行った際に友達のお母さんが善意で自分の家まで車で送ってくれたことがありました。

友達のお母さんに送ってもらうという緊張+普段則慣れていない車のダブルパンチで、すぐに乗り物酔いし、乗車時間は10分ほどでしたが、自宅に着くころにはヘロヘロでした。

家族旅行などで車で遠出する際も、頻繁に乗り物酔いし、PAで酔いが落ち着くまで休憩したことも何度もありました。

高校生になって電車で通学するようになると、電車内の過剰な暖房にやられて体調を崩して、途中下車したこともありました。

大学生になって、電車の乗車時間が伸び、電車からバスに乗り継ぐようになると、駅から大学までのバスの車内で気分が悪くなったり、大学から駅に向かうバスを途中で下車するなどの経験もしました。

大学時代の友達といった遊園地でも、ジェットコースターなどのアトラクションで乗り物酔いし、友達が楽しんでいるのをしり目にベンチで横になって休憩していたこともあります。

就職して教員となってからは、引率という立場上かなり注意していましたが、キャンプの引率の際にはバスがキャンプ場に近づき、山の曲がりくねった道を登っている最中に気分が悪くなってしまったこともありました。

職員旅行で北海道に行った際には、長距離のバス移動で気分が悪くなり、目的地に到着した際には顔面蒼白で、同僚をびっくりさせた思い出もあります。

友人と箱根旅行に行った際にも、山道をクネクネ走るバスの中で気分が悪くなったこともありますし、飲み会の後に同僚に家に送ってもらう社内でも乗り物酔いしたことがあります。

通学中のような日常的な場面でも、家族旅行や校外学習などの大事な場面でも、たびたび乗り物酔いに苦しめられていることが分かっていただけるかと思います。

(3)効果を感じてる対策

これまで乗り物酔い経験から、"乗り物酔いを確実に防ぐには酔い止めの薬を飲むことが必要""車で行ける範囲はできる限り自分で運転する"いうことを学びました。

今では、極力自分で運転し、公共交通機関を使わざるを得ない旅行や校外学習などの際には前述の酔い止め(アネロン)を飲むようにしています。

アネロンは、1日1回飲めばいいため、出発前に飲んでおけば安心して1日過ごすことができますし、校外学習前のバタバタで酔い止めを飲み忘れたなどの事態を防ぐことができます。
※アネロンはたまにすごい眠気が来るときもあるので、要注意

ということで、最終的に"乗り物酔いを防ぎたいなら、酔い止めを飲もう"という身も蓋もない結論なのですが、薬以外にも自分が出発までにやっている対策や心がけがあるので、そちらを紹介していきます。

・十分な睡眠

これまでの経験上、寝不足の状態では乗り物酔いしやすいです。

そのため、前日には、早めに就寝し体力を回復するように心がけています。寝不足の状況では体力だけでなく、精神的な余裕もなくなってしまいます。

体力的にも精神的にも余裕のある状況をつくっておくことが、乗り物酔いを防ぐために重要だと考えています。

・空腹と満腹を避ける

前述したアネロンのHPでも紹介されていましたが、個人的な経験からも空腹や満腹の状態で乗り物に乗ると、乗り物酔いしやすいと思っています。

出かける日の朝は、胃腸に負担のかからないメニューで軽めの朝食を食べることで、空腹と満腹を避けておくといいと思います。

移動中に空腹になってしまうことも極力避けたいので、チョコレートや飴を持参し、隙間を見て食べるようにしています。

・適切な温度と湿度の管理

気温や湿度が高すぎたり、換気ができていないことで乗り物酔いにつながることもあります。

バスや電車などの移動手段では、冬に暖房が効きすぎていて気分が悪くなることがあるため、脱ぎ着しやすい服装にしておき、車内の温度に自分の服装を合わせることで、快適に過ごせるように心がけています。

個人的な経験としては、冷房の効きすぎで気分が悪くなったことは少ないです。公共交通機関の車内温度は少し寒いくらいにしてほしいものです…。

また、湿度が高かったり換気が十分でないと、それが原因で気分が悪くなることもあるため、バスでは適度に窓を開けて換気をするようにしています。

電車では、湿度のコントロールは難しいのですが、どうしても気分がわるくなったら途中で下車するなどの選択肢も常に持つようにしています。

校外学習などで引率する際も、クラスに酔いやすい子がいることも多いため、バスの車内温度と湿度には気を付けています。

・酔い止めを飲む

先述の通り、乗り物酔いを防ぐために最も効果的なのは酔い止めの薬を飲んでしまうことです。

自分で車を運転して目的地に向かうことが難しいケースでは、酔い止めの薬を飲んでおくようにしています。

・自分で運転

乗り物酔いは、内耳の感じた情報と目や体で感じた情報のズレによって発生することが多いため、自分で車を運転することで揺れやカーブなどの動きを予測できるようになり、乗り物酔いを防ぐことができます。

どうしても公共交通機関を使わなくてはいけない場面以外は、なるべく自分が運転するようにして、公共交通機関や他の人の運転する車に同乗して乗り物酔いすることを防いでいます。

「乗り物酔いしやすいので、車出します」といって、嫌がられることはほとんどありません。自分で運転する車で乗り物酔いしたことはないので、この方法は効果が高いかもしれません。


乗り物酔いを防ぐ方法は、ネット上にいろいろと書かれていますが、自分のように酔い止めしやすい人は、
・自分で運転する
・自分で運転できない距離なら酔い止めを飲む
という2点が最も効果的かつ確実だと思っています。

睡眠や食事、服装なども気を付けておくと、さらに効果的だと思いますので、乗り物酔いで困っている方は参考にしてみてください。

自分のクラスに酔いやすい児童・生徒がいる先生は、「乗り物酔いしやすい」と言われてもどのような配慮が必要なのか、なかなかつかみにくいと思いますが、バス車内の温度と湿度で結構気分が悪くなります。

校外学習の引率をする際の参考にしてみてください。

(4)まとめ

今回は、乗り物酔いしやすい自分の経験と有効だと感じている対策を記事にしてきましたが、いかがだったでしょうか?

僕の経験や対策が全員に有効とは限りませんが、乗り物酔いで苦しんでいる方や、自分のクラスに酔いやすい子がいる先生方の参考になれば幸いです。

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