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PTAを変えたくて読んできた本

PTAがヘンだと思ったので変えてみた話」を、びっくりするほどたくさんの方に読んでいただきました。みなさま、本当にありがとうございました。
びっくりしすぎて、右往左往し、さて次に何を書いたらいいのだろうかと、しばらく頭を抱えておりました。

みなさまのおかげで、PTAを何とかできないだろうかという思いを、多くの方が持っておられるのだと知りました。
私がやってきたことはほんの小さなことですが、それでもPTAのことについて、知っていることをもう少しお話させていただこうかなと思っています。
よろしければ、また、お付き合いくださいませ。
まずは、PTAを変えたくていろいろと読み漁った本のことを、紹介します。


「PTA、やらなきゃダメですか?」山本浩資


私たちにPTA改革の方向性を示してくれた本です。
この本のPTAのように、役員をなくして、すべてボランティアによって運営する方向に変えていくことができるなら、みんながどんなにハッピーだろうかと思いました。
アンケートをとったのも、完全にこの本のアイデア拝借です。
うちの会長は、ずっとこれに登場する「逃走中」を実現したいと言っております。

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「PTA再活用論」川端裕人


川端氏がPTAのために費やした時間が記録されているのですが、そのあまりの長時間ぶりに卒倒しそうになりました。
「任意加入」について考え始めたのは、この本がきっかけです。

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「PTAをけっこうラクにたのしくする本」大塚玲子


大塚氏のWEB上の記事も、むさぼるように読ませていただきました。
強制加入が憲法上、問題となることを知ったのは、たぶんこの本からだったと思います。

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「あなたの子どもが『自立』した大人になるために」平川理恵


女性で初めて民間人から中学校の校長となった平川氏。同時に、お子さんの通う小学校のPTA会長として、PTAの見える化とスリム化を進める様子が書かれています。
ちなみに、平川氏は2018年からは広島県の教育長として、教育行政にバサバサと大ナタを振るっておられる最中です。

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「PTAのトリセツ」今関明子・福本靖


小学校と違って、中学校は3年しかないんですよね。その短い期間で、画期的な改革を実現してしまったそのエネルギーには脱帽しました。うちの校長先生と一緒にこの本を読んで、こんなPTAだったら楽しいよね、とワクワクお話したのも、懐かしい思い出です。

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ここに挙げた5冊以外にもたくさんの本や、いろいろなブログを読み、さまざまなヒントをいただきました。
多くの事例を知ること、その中に自分たちに取り入れられそうなものがあれば、応用して取り入れてみること。私たちが少しずつやってきたのは、ただ、それだけです。

次の記事では、PTAを一緒に変えてきた大切な仲間たちのことを紹介したいと思います。

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