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家でバーベキュー(BBQ)やアウトドアライフ・ブランチやグランピングなどを楽しむ暮らしの提案、家の間取り計画の際には暮らし方や楽しみ方という意味でブランチも含めて家の計画に。


※アウトドアライフと郊外の暮らしを愉しむ事を趣にイメージをつくった家



家の庭やテラスで楽しむバーベキュー(BBQ)は、

手軽にアウトドア気分が味わえるので

憧れる方も多い事かと思います。

※アウトドアライフを楽しむ外部空間を提案した設計のカタチ



※土間テラスとウッドデッキを重ねアウトドアキッチンとピザ窯も備えたBBQスペース



家造りのご相談中にはそのような事に関しても

ヒアリングしつつ

暮らし全般のイメージを考えています。


家でバーベキューをしたいと思ったら、

先ずは自分の家が

バーベキューに適した環境かどうかを

考えてみるように。


住宅地は一軒家であっても

周りに建物が密集していることが多く、

近所の迷惑を考慮して

行う必要があります。

マンションではバーベキューの禁止が

明記されていたり、

安全上「煤煙等を発生させる行為」等が

禁止されていることが多く、

ほぼ不可能と考えておいた方が良いです。


BBQ等を楽しむには、

ある程度のスペースを確保する必要があります。

コンロやテーブルを置くだけでも

6〜8畳程度はあった方が良いです。

庭だけでなくバーベキューを可能にするような

屋上やバルコニーを計画する事もひとつです。


ウッドデッキやバルコニーで

BBQをするなら、

天然木や樹脂素材は避けて、

タイルや舗装材など燃えにくい素材の上で

調理するように。

外でのとダイニングスペースと利用した後の

掃除も行いやすくなります。


バーベキューをするにあたって、

意外に大切なのが近所付き合いです。

事前にバーベキューの話を出しながら

理解を深めておくのも大切です。


リビングから庭まで移動しやすい動線。

快適に過ごすためには、

BBQスペースや外構だけでなく、

家の間取りと動線も大切です。

BBQをする場所からリビングに移動しやすければ、

ゲストや家族が休憩しやすいので

快適に過ごしやすくなります。


キッチンからもBBQをする場所に

移動しやすければ、

準備や片付けも楽にすませることが可能に。

近くに水回りがあるだけで

調理や掃除の手間はかなり軽減されます。


来客用の駐車場がある。

駐車スペースに余裕があることも、

家バーベキューに欠かせないポイントのひとつ。


自宅に車を停められる場所があれば

問題ありませんが、

そうでなければ自宅からアクセスしやすい

時間貸し駐車場を案内する

必要がでてきます。

路上駐車は避けたいところです。


住宅地で行うBBQは、

どれだけ周囲に気を配っても

制約が生まれるもの。


気の合う仲間たちと

思いっきりバーベキューを楽しみたい!

ということなら、

将来郊外にセカンドハウスや

週末ハウス・別荘を建てるのも

もひとつの手です。

理想の暮らしを100%反映できる

注文住宅であれば、

プライベート感溢れる

開放的な庭、外と中を自由に行き来できる

アウトドアリビング専用のコンロや調理台など、

計画性も随分変わります。


色々な考え方もありますが、

自分達にあった

環境の変化がある住宅の

二拠点生活にすれば、

別荘は遊び心と癒しに溢れた空間にデザインする

なんて自由度の高い住まいの計画も可能です。

心身ともに環境を変えるくらしも

これからの過ごし方の価値観だと思います。


気軽にアウトドア気分を

楽しめる便利アイテムを収納できるスペースも

間取り検討時には配慮を。


庭やテラス、バルコニーなどでの

バーベキューに欠かせないのは、

調理専用の設備やコンロです。


バーベキューコンロは

熱源や材質、形がさまざまで、

熱源は炭火式やガス式、

材質はスチール製やステンレス製、

形はテーブルに置ける小さなタイプから、

脚つきで地面に設置するタイプまで

色々あります。


また、日本で昔から使われてきた

七輪もひとつのコンロと言えます。


コンロを持ち運びたくないなら

重くても頑丈なタイプ。


色々な場所で楽しみたいなら

持ち運び可能な軽量タイプ

BBQといえば網の上に

食材をのせるイメージがありますが、

肉や野菜を焼くときに網の間から

肉の脂が炭に落ちた際に出る煙が

臭いの原因になります。


網の代わりに鉄板を使えば

煙を抑えることも可能。

また、無煙ロースターや

無煙コンロといった調理器具で

臭いを抑える方法があります。


調理器具はバーベキューコンロに限らず

色々な種類があるので、

家の立地や敷地の大きさ、

どんなBBQをしたいかというイメージにも合わせて、

調理器具を吟味しておくことも

楽しみのひとつに。


自宅とはいえ、テントや組み立てイスなどの

アウトドアギアがあったら、

アウトドア気分がさらに盛り上がります。


テントの種類は多種多様なので、

好みに応じて選ぶのがベスト。


主なテントの種類。

2本のポールをクロスさせて立てる

定番の「ドームテント」。

1本のポールで尖った屋根のような形を作る

「ワンポールテント」。

広げたら簡単にテントになる

「ポップアップテント」など、

用途や好みに応じて色々なタイプから。


座り心地やデザインにこだわって選べば、

屋外だけでなくて、部屋の中でも使えます。


コンパクトに収納できて

持ち運びも楽な組み立てイスなら、

使い勝手の良さに手放せなくなると思います。


調理台として活用できる

大きめのテーブルも便利なアイテム。

みんなで食事をするだけでなく、

食材置き場や下ごしらえなど

幅広い用途に役立ちます。

高さ調整可能なタイプなど

種類はさまざま。


中には収納棚や

ランタンスタンドなどの機能を備えた

本格的なキッチンテーブルもあります。


炭のほかに軍手やトングなどの

着火道具も。


炭は、大人1人につき

1時間1キロが目安。


炭の性能は種類・価格帯によって

異なるので、

家の環境にあったタイプの選定を。


バーベキュー用の炭の種類。

黒 炭…火付きが良い一般的な炭。

立ち消えが少ないので

BBQにた最適。


備長炭…安定した火力が自慢。

燃焼時間が長いが

火が付きにくく扱いが難しい。


オガ炭…おがくずから作られた炭。

接着剤不使用で煙や臭いが出にくい。


マングローブ炭…手頃な値段だが、

煙や臭いが出やすく

燃焼時間が早いのが難点。


トングは炭だけでなく、

肉などの食材をつかむのにも

便利な道具です。


炭を挟むトングは、

食材用より長めで、

熱が伝わりにくい特徴があります。


食材用は、肉・魚・野菜を

つかみやすい種類が揃っています。


手袋は火傷だけでなく、

手の汚れや怪我からも守ってくれるアイテム。


簡単に手に入る軍手でも良いですが、

バーベキューを何度もするようであれば、

少し値が張っても

耐火性に優れたグローブや、

革手袋がおすすめ。


軍手よりも高温のものを持つことができて、

木材のトゲなどからも

手を守ってくれます。


覚えておきたい注意点を確認。

事前に近所にお声かけをする。

BBQをする前に、

まず忘れてならないのは

隣近所への声がけです。

さらに、バーベキューをした後にも

近所の人へのフォローをしておけば、

その後も良好な近所付き合いが。


臭いと煙の範囲に気を付ける。

バーベキューの苦情に多いのが

臭いや煙。

炭の臭いはカーテンや布団、

洋服などにつくと、

落ちにくいのが特徴です。


20メートルあれば

ぎりぎり臭いがつかないとも言われますが、

風向きによって

50メートル以上届く場合や、

近所の家の中に入り込むこともあります。


住宅密集地など、

建物が多い場所であれば、

煙や臭いを出しにくいコンロや炭などで、

工夫するように。


話し声や騒音に注意する。

お肉を焼いたりビールを飲んだりしていると、

いつの間にか話し声も

大きくなっているものです。


また、自分では音を立てていないと思っても、

意外と近所には騒音として

響いていることもあります。


BBQをするとき、

さらにアルコール類を飲む場合は、

いつも以上に騒音には気を配りを。


常識的な時間に終わらせる。

住宅地など、

周りに建物がある家で

バーベキューをするときには、

終わらせる時間を考えて

始めると良いです。


夕方から始めると

気づいたら遅い時間になっていることも多く、

小さい子供やお年寄りのいる家庭には

迷惑がかかります。


また仕事柄昼と夜が逆転していたり

曜日によってシフト制など

様々な条件の違いもあります。


昼の早い時間から始めて、

夕方に終わらせれば、

比較的近所への負担も

少なくて済みます。


勿論無理のない中で

二拠点のような

自然や家時間を楽しむような

郊外の家を持つことも

人生の楽しみ方だったりします。


バーベキューをするにあたって

大切なのは、

日常生活を送る近所の人たちに

配慮をしたうえで

アウトドアライフを楽しむことです。


煙や臭いを抑える事のできる

アイテムもたくさんあるので、

家の状況に合わせて

導入を検討してみてください。


ルールとマナーを守って

楽しく家でのバーベキューができるように。

暮らしのシーンをどこまでイメージしておくのか?

間取りだけではなくて

過ごし方をイメージする事は

大切な考え方です。


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