見出し画像

営業すべく色んな集まりに行ったら、キャラが変わった話


弁理士も営業しないとやっていけない時代

 弁理士は平成初期まで、「営業すると安っぽく見られるから、営業しない方がいい」という共通認識がありました。
 しかし、時代は変わりました。
 クライアントが当たり前に来てくれるのは昔の話であり、今は存在をアピールしなければ埋もれてしまいます。

ビジネスのイメージ

 というわけで、コロナが明けてきた2022年秋頃から、定期的に営業を行っています。

ビジネス寄りの会から遊び寄りの会まで参加

 営業とは具体的に言うと、交流会に参加し、「こういう弁理士がいる」と存在を覚えて頂くため連絡先をお伝えする、ということです。
 名刺交換により覚えて頂く場合もあれば、FacebookやTwitter、Lineで繋がる場合もあります。
 多い時は、1ヶ月間で3度も交流会に参加しました。

 1回目は、バーで古い洋楽について語り合う会です。
 50代~60代の方が中心でした。
 初対面とは思えないほど話が弾み(音楽の力は偉大ですね)、多くの方とFacebook上でも友達となりました。

 2回目は、カフェで雑談する会です。
 20代の方から60代の方まで参加されていました。
 名刺交換を行い、「弁理士ってどんな職業なんですか?」と関心を持って下さる方に色々と説明しました。

 3回目は、バーベキューでの交流会です。
 20代後半~30代前半の方が集まりました。
 資格を取ることに関心を持つ方が多く、LINEで繋がりました。

30年間「人間ぎらい」で生きてきた私に異変が起きた

 こうして参加歴を振り返ると、社交的でコミュニケーションが得意な人間に見えます。
 しかし私はずっと、人が集まる会が好きではありませんでした。
 それどころか、「なるべく人と関わらない生活を送りたい」と子供の頃から思っていました。
 人と話す時に、「敬語間違ってないかな」「こんな言い方で伝わるかな」などと気を使い過ぎて疲れるのが原因です。

ビジネスのイメージ

 転機は、弁理士になった時に訪れます。
 事務所の先輩弁理士達があまり営業活動をしていないことが分かり、「私がやらねば」と使命感を抱きました。
 初めは営業活動に行くとへとへとになっていたのが、数をこなす内に疲れを感じなくなりました。
 むしろ最近は、「もっと人と話したい」と思うことが増えています。
 「三つ子の魂百まで」と言いますが、30歳前後で性格が変わることもあるのですね。

まとめ

 ご依頼につながるのが本望ですが、知らない人と知り合うことだけでも喜びを感じます。
 今後もたくさん、営業活動を行う予定です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?