はじめましての人ははじめまして、ヤマガと申します。 このnoteは【自分の雑記】でやっています。 記事探しのついでに、よければ色々と覗いてみてください。 👁自己紹介📕読書ノート(読書記録)■日本の作家(五十音順) ■海外の作家(五十音順) ■その他 📚面白かった・良かった本(月別)🎬面白かった・良かった映画(月別)📝エッセイ・経験談🏛️博物館(美術館・展覧会)見学記 ここまでお読みいただきありがとうございました。また次の記事でお会いできたらと思います。
待ち合わせ桜と枯れる雨の音 狼藉や雨のカーテン枕元 金曜日おんぶにだっこ水を足す
はじめましての人ははじめまして、ヤマガと申します。 みなさん、趣味はありますか。 また、みなさんにとって、趣味はどのような存在ですか。 私にとって、趣味は「心のお風呂」のようなものだと思っています。 1日の体の汚れは、シャワーで洗い流すことができます。 しかし、心の汚れは、そう簡単に落ちません。知らず知らずのうちに、どんどん汚れが溜まってきます。 私にとって、趣味の時間は、心を浄化してくれるもので、日常の喧騒から離れ、温和を感じる場所でもあります。
はじめましての人ははじめまして、ヤマガと申します。 生まれも育ちも、福岡県北九州市小倉です。 以前、【今更ながらの自己紹介】の記事を書きましたが、改めて自分の今の現状、好きなモノ・ことなど、紹介させていただこうと思います。若干内容が被るところがありますが、ご了承ください。 仕事は営業職 研修が終わると、縁もゆかりもない東北地方に配属されます。 初めての土地ということもあり、不安な気持ちでいっぱいですが、何とか頑張っていきたいです。 保有資格・学芸員 ・実用英
『牛のあゆみ』奥村土牛 1988.7.9 発行 中公文庫 日本画家である奥村土牛の自伝です。彼は百歳を超えてもなお、新境地に挑み続けています。生い立ちから始まって、戦後に文化勲章を受賞の頃までのことが書かれています。 とにかく絵が好きで、どんな時でも絵に打ち込んで、独自の画風を確立したことが分かりました。 38歳で院展初入選と遅咲きながら、40代半ばから名声を高め、101歳におよぶ生涯を通じて、日本画制作に取り組みました。 土牛は筆を離すことなく、絵を描き続け
先日、入社式がありました。 そして、この日から、社会人となりました。今までと違って、会社に属するということになり、責任が伴うということ、そして、仕事をすることになります。 入社式は、堅苦しい雰囲気の中進んでいきました。 社長の式辞では、仕事に対する姿勢や、新入社員に期待する言葉が投げかけられました。その中で、信頼という言葉が印象に残りました。 仕事をしていくうえで、社員同士にも、取引先にも、信頼関係を築けるようにしていきたいです。 これからの日々は楽しみに
はじめましての人ははじめまして、ヤマガと申します。 こちらは2024年3月に見て面白かった・良かった映画をまとめた記事になります。 日々の映画鑑賞の参考にしていただければ幸いです。 🎬『すばらしき世界』🎬『アメリカン・フィクション』🎬『DOGMAN ドッグマン』🎬『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前編』 以上、2024年3月に見て面白かった・良かった映画を紹介しました。 ここまでお読みいただきありがとうございました。また次の記事でお会いできた
はじめましての人ははじめまして、ヤマガと申します。 こちらは2024年3月に読んで面白かった・良かった本をまとめた記事になります。 日々の読書の参考にしていただければ幸いです。 📖書籍『超絶技巧の西洋美術史』 『松本清張はよみがえる 国民作家の名作への旅』 『つまらない夜に取り残されそうで』 『Re:ゼロから始める異世界生活 37』 📚 漫画『ONE PIECE 108』 『SPY×FAMILY 13』 『ワンパンマン 30』 『あかね噺 10』
『新装版 自分を捨てる仕事術 鈴木敏夫が教えた「真似」と「整理整頓」のメソッド』石井朋彦 2023.9.26 発行 WAVE出版 本書は、アニメプロデューサーの著者がスタジオジブリの鈴木敏夫氏から学んだ方法論をまとめた本。 鈴木氏からの教えには、「自分を捨てて他人の真似をする」という仕事術が紹介されています。この方法論は、自分の主観や意見を排除し、他人を真似することで、ノウハウを学び、俯瞰的な視点を持ち、自分の強みを見つけることを目指します。 仕事において自己流
『調理場という戦場―「コート・ドール」斉須政雄の仕事論』斉須政雄 2006.4.1 発行 幻冬舎文庫 本書は、著者が自身の料理人人生を振り返り、仕事論や料理に対する姿勢、若いシェフたちへの思いなどをまとめたもの。 料理の世界に興味を持つ人に限らず、仕事をしている人にとっても、刺激的で示唆に富んだ一冊。 どんな年齢や職業の人にも勇気を与える言葉、金言が詰まっています。 著者は1950年生まれで、フランスに渡り、フランス料理界で12年間修行。その後、東京・三田
『言語小説集』井上ひさし 2014.11.28 発行 新潮文庫 言語を様々な角度から捉え、視覚的記号、文、音、方言など多岐にわたって言語感覚を表現している、言葉遊びの短編集。 「括弧の恋」 多くの記号を擬人化しています。それぞれの記号の役割が上手いなと思いました。 「耳鳴り」 雑音の世界を描いたものですが、見方を変えれば普段気にしない音がふと意識を向けるとそこには今まで気づかなかった気色を見出してくれることもあるなと思いました。 「言い損い」 ものを言い
『霧の旗(松本清張小説セレクション 第6巻)』松本清張 1994.12.10 発行 中央公論新社 本書は、冤罪、獄死、弁護士のスキャンダル、女の復讐といった要素を含んだ社会派ミステリー。 兄の冤罪を信じ、柳田桐子が高名な弁護士大塚欽三に協力を求めますが、事態は思わぬ結末へ向かっていきます。 物語は昭和30年代半ばの九州で、金貸しの老女が強盗殺人事件に巻き込まれ、柳田桐子の兄で小学校教師の正夫が容疑者として逮捕されます。 正夫は被害者から生前金を借りており、殺害現
『子規の音』森まゆみ 2019.10.27 発行 新潮文庫 子規こと正岡升は松山の人であり、1892(明治25)年から根岸に住み、1902(明治35)年9月19日に、根岸の自宅で死去しました。短い人生ながら、俳句に短歌に果敢な革新運動をした人、というのが文学史的評価です。 本書は、子規の晩年のイメージとは異なり、彼が快活で活気に満ちた人物であったと述べます。子規の生涯を通じて、彼の革新的な文学運動への情熱や人間性に触れることができる内容となっています。 正岡子規は
『カンタヴィルの幽霊 / スフィンクス』オスカー・ワイルド 2015.11.11 発行 光文社古典新訳文庫 個人的にオスカー・ワイルドは、童話のイメージが強くありましたが、本書で、新たなワイルド像を見ることができました。 「アーサー・サヴィル卿の犯罪」 主人公のアーサー・サヴィル卿が、ウィンダミア夫人の夜会に出席した際、手相術師ポジャーズから殺人の相が出ているという宣告を受けますが、それを回避せず、自ら進んで殺人を犯します。 ただ、最終的には誰も被害者になること
『なめらかな世界と、その敵』伴名練 2022.4.20 発行 ハヤカワ文庫JA SF好きにとって必読の一冊。一つ一つの話が濃厚かつ切ないです。 特に、「なめらかな世界とその敵」、「美亜羽へ送る拳銃」、「ひかりより速く、ゆるやかに」が良かったです。 「なめらかな世界と、その敵」 無数の並行世界をスライドしつつなめらかに生きる少女と、それを可能にする「乗覚」に障害をきたして一つの人生しか生きられなかったマコトの物語。 嫌なこと、困ったことなどが起きれば瞬時に「そ
『モーパッサン短篇選』モーパッサン 2002.8.20 発行 岩波文庫 本書は、15の短編が収録されており、人間の本性や人生の残酷さ、そして時に人の優しさが、短篇の尺の中で切れ味鋭く描かれています。 また、多種多様なテーマがあり、充実した読後感でした。以下は、印象に残った作品。 「椅子直しの女」 報われない一途な女性の恋心を描いています。 偏見や偽善への嫌悪を原動力に、生薬屋を笑えるくらいに馬鹿で卑しいキャラクターに仕立て上げています。 「初雪」 女性の孤独