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結婚に2度失敗。どん底だったシングルマザーが幸せになるまでの話⑤

こんにちは。
バツ2元シングルマザーのYAMAEです。

今回は前回の続きである離婚に向けて動き出した時期をお話しします。


自宅での話し合い

前回の事件後、数日息子と2人で実家にお世話になり
携帯は音信不通にしたが
このまま逃げていても先に進めないので
連絡をし、話がしたいと伝え
息子のみ実家へ残し、私は1人
3人でくらしてした自宅へと帰った。

久々の自宅は、彼も自分の実家にずっといたようで
私が家を出たままの状態だった。

私が家の中を片付けていると
数十分後に彼がきた。


私は顔を見た瞬間、急に恐怖がきて泣きそうになった。。
しかし、泣いたら負けだと思い必死に耐え凛とした態度で向き合った。

そして私は役所で取ってきた離婚届とともに
「離婚してください。」
と、だけ伝えた。すると彼は急に土下座をし
「本当に申し訳ないことをした。怖がらせてごめん。信じてあげなくてごめん。感情のコントロールができなかった。冷静になってあやまりたいと思った。」
と、言い私と離れたくないから離婚はしたくないと言うのだ。

でも私はもう、彼の家族ぐるみで信用がないのに
この先例えやり直したとしても、彼の家族とはどう顔を合わせたらいいのかわからなかった。
それに7年も束縛に耐えてきたが、最後の最後で耐えられなくなったのにまたやり直すなんて考えられなかった。

「今そう言われても。今までずっとあなたの束縛に耐えてきたよね。息子のためにも。でも今こうなったのはもうどうにも耐えれなくなったんだよ。
元々そんなにも疑う理由は?私が浮気をした証拠でもあるの?根拠は?探偵つけてもらっても構わないよ。
本当にまっさらだから。なのに家族ぐるみで疑ってきて、もう私は信用を取り戻せないと思うし、そこまで疑われてまたやり直そうなんて出来ないよ。」
と、伝えた。

すると彼は
「だって働くまで男がいる飲み会にも行ってない。仕事に楽しそうに行くなんて男がいるとしか思えない。それはうちの母も言っていたよ。
明らかにその男がいる職場に勤める事がまず考えられないし、楽しそうに行くなんて怪しいと。
そんなのみんな思うよ。疑うに決まってる。」
と、全く反省していない言葉が返ってきた。

うん、やっぱり完全に疑いははれてない。
土下座してきた意味がわからない。
これはやはりダメだ。このままやり直すなんて出来ない。
と、確信し

「ごめんなさい。私はもう元には戻れない。息子には申し訳ないけど離婚したい。
もちろん、息子には定期的に会わせてあげるから。あの子の父はあなただけには変わらないから。」と、私は再度伝えた。


ずるい父親

私が下がらないと理解したのか急に態度が凶変。
逆ギレのように

「あぁそう。わかったよ。こんなに謝っても土下座までしてもわからないならいい。
息子は俺が連れて行く。お前には渡さないから。いいな。収入がある俺が育てる。」

と、言い出した。


今まで休みの日も触れ合いもせず
公園にも連れていかず、全く息子に興味のなかった彼が。
ずっとソファに寝てただけの彼が。
急に父親を使ってきたのだ。

思わず私は
「何急に息子に全く興味のなかった人が
父親の肩書を使ってまで、私から息子を取り上げようとするの?」
と、言ってしまった。。。

すると彼は呆れる返事をしてきた。


「息子を渡さないといえば離婚辞めるでしょ?
もし、離婚したとしても息子が俺のところにいればお前は嫌でも息子に会いたくて俺の元に来る。
つまりお前と離れたくないから。お前とずっと一緒にいたいから、息子を使って引き止めてる。」


私はそれを聞いて本当にこの人は私が好きで結婚した人だろうか。
こんなにも子供に対して酷いことを言えるのだろうか。
私と一緒にいたいがためのダシに息子を使うなんて。。。
せめて息子と離れたくないからと言って欲しかった。。
その場で私は泣き崩れた。。


「もういい。。
やっぱりもうあなたとはやっていけない。
そんな考えの人と一緒にいれない。
息子はもちろんそんな考えのあたなになんか渡さない。私は息子を愛していて一緒にいたい。成長を見届けたいの。
離婚してください。
離婚届にサインして実家に送ってください。ここにある必要な荷物は父と一緒に片付けにくるから。」

と、言い残し
私の腕を力強く引いてまで引き止める彼を必死に振りはらい自宅を出た。。



実家に帰り息子が寝た後に両親にこの話をし
母は孫である私の息子の気持ちを考えると
ずっと一緒にいた父親がそんな考えでとても悲しいと一緒に泣いてくれた。
なんでも協力するからとにかく早く離れよう。
そう話した。


3人で暮らした賃貸のひき払い

その後、私は以前から勤めていた会社で
正社員にしてもらい働くことに。
息子のために現在の住まいの近くで息子と2人で住む賃貸を探す日々。
沢山会社のみなさんに協力していただいて
両親にも沢山協力してもらった。

住む場所も決まり、最後に引越しを自分でし
彼の荷物はまとめて彼の実家は送り、そこにはまだ帰ってこなかった離婚届を3枚同封。
ついに3人で住んだ家を引き払うために息子と2人で部屋を訪れた。



そこへなんと引き払う日を知っていた彼が連絡もなく現れたのだ。
彼と息子が会うのは久々だった。。


その時話はまた次回更新予定の⑥話へ…

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