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町子
2019年1月29日 18:46
そのお客さんは、私を壊そうとした。開かない脚を押し広げ、中に入ろうとした。「やめてください。ルール違反ですよ」私は抵抗した。「違反もくそもあるかよ。おまえなんて、壊れればいいよ」お客さんは、お酒に酔っているようではなく、そのせいで一層怖かった。いなくなった小嶋さんの代わりに新しく入ったタカシ君が、ちょうどフロアの見回りをしていて止めに入ってくれた。店長とタカシ君に両手を掴まれ、お客さん