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子どもの特性

日頃から教育関連のニュースには触れるようにしています。

グーグルは優秀なので、今では検索せずともサジェストしてくれます。

我が天使は2歳になり、この2年でグーグルもサジェストの内容をやや修正してきています。

教育関連と同じくらい、子育て関連のニュース・記事をサジェストしてきます。

最近よく目にする記事は、子どもの特性に関するもの。

好奇心旺盛とか協調性があるとか、そんなやつです。

でっ、その特性によって叱り方を変えたり、中にはおすすめの習い事が書いてあったりする記事もありました。


自分の指導スタイルを考えてみました。

同じ時間帯に多数の生徒がいますが、集団授業ではなく、それぞれに別の内容を学習してもらっています。

内容に関しては、僕の考えを伝えて、それを踏まえて自分で考えて学習してもらっています。

個々の学習進度と定着度によって学習内容を考える、という意味では個別対応です。

しかし、それは性格や特性を考慮していません。

勉強の基礎的な方法は、何度も繰り返して覚える、ことだと思っているので、有無を言わさず宿題と小テストは毎回やってもらいます。

性格や特性を重視しない理由があります。

単純に性格や特性が判断できないからです。

多くて週2回の通塾で、長く通ってもらったとしても、それぞれの本質的な部分は分かりません。

分かるのは、数学で途中計算を雑に書くタイプだな、程度です。

また、家や学校とは全く異なる場所なので、生徒自身がありのままだとは思っていません。


今後もこのスタイルは変更しないつもりです。

というのも、我が子のことを考えた時に、診断ミスがとても怖いと感じています。

僕は幼稚園児の頃から「恥ずかしがり屋」と言われて育ちました。

でも、それが性格や特性だったのか、恥ずかしがり屋と言われているから恥ずかしがり屋っぽい行動に寄っていったのか、の判別が出来ません。

多分元々恥ずかしがり屋だと思いますけど笑

もし違ったとすると、たまたまその頃は人前に出なかったけど、何も言われなければ、その後人前で歌ったり踊ったりする人間になっていたかもしれません。

保護者の性格・特性診断は重いと思います。

また、発達には個人差があり、成長のタイミングが異なります。

これも診断を難しくさせます。

加えて、周囲の友達や大人の人の影響もあり、思考力が発達するに連れて、性格や特性が変化することも十分考えられます。


1つの考えとしてはとても面白いと思いました。

我々人間は、古くから占いとか好きですからね。

生年月日でする動物占い。

大人になってから自分で診断するMBTI。

これらとはちょっと意味合いや及ぼす影響が違うかなと思います。

我が天使には活用せずにいきたいと思います。

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